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【スト6】一気に支持を失った新主人公について思っていること

スト6、6月のキャラ使用率、ダイヤグラムが発表されて大きな変化があったことでプロプレイヤーのリアクション動画が散見されるようになってきました。
ぶっちゃけ言うと、ルークが激減したんですね。

最初から問題児だったルーク

Year2に入り、一年目に猛威を振るったルーク、JPが結構なナーフを受けた結果が使用率に直結している格好ですが個人的にはJPはまだまだ強いからナーフもう一声、って感じです(笑)。
で、もう一人のルークなのですがお手軽な牽制、コンボの起点になっていた2中P、しゃがみ中パンチの弱体化やルークに限らずですが「始動補正」が入ったことによるコンボ火力の低下などとにかく「翼をもがれた」キャラになりました。結果としてルーク使いはこぞって新キャラ豪鬼に移行してしまった…というのが露骨に数字に表れています。

これについて、私自身の印象を申しますと、

スト5の時点で読めていた。

という感じですね。

スト5のルーク。
ハッキリ言いますと、ゲームをつまらなくしていました

元々、ルークは前作5の最後の追加キャラで、次回作の中心ですよ~という触れ込みで登場した男でした。飛び道具、昇龍拳系対空技、突進技というある意味「三種の神器」を持っており、またその性能も高めです。何より、原則時間制限のあるVトリガーがルークだけ例外的な仕様になっており、いわゆる「特権持ち」だったと言えます。
最後に出てくるのがこういうキャラで、ルーク以外を使っているプレイヤーにとってはただただ、厄介な存在だったんですね。金髪イケメン、爽やかで熱い性格と、主人公の素養は充分にあり普遍的なカッコ良さという側面でいえば言うことなしのキャラでもありましたが。
…が、すでにリュウ、ケン、豪鬼など「三種の神器」持ちは複数、お馴染みの面々がいます。ここにさらに同タイプの、明らかに優遇されている新キャラが出てきて、「おぉ~イイネ!」とはならなかったんですね。
「ルークは要らなかった」、こんな空気がスト5の終盤にはあったのです。そしてそれは本格的に登場となる6にも引きずる形になったと感じています。根本的に、嫌われているキャラなんですね…。

そもそもストⅢのアレックスなど、リュウ以外を主人公に
据えようとして失敗してきたのがこのシリーズの歴史にはあります

6発売当初から、ルークはスタンダードかつハイスペックなキャラとして特に新参プレイヤーには重宝されました。使用率も先月まで常に上位5位以内には入っていまして、ランクマで当たらない日はなかったと言えるでしょう。ところが二年目に入り、ルークが来ると「お、ルークだ」と思うほどには数が減りました。弱くなってしまうと一気に魅力がなくなってしまったんですね。
これは新しいキャラがゆえに、とも言えますがそもそも通常技対空を潰したりするジャンプ強パンチ、モダンでも使い分けが可能なフラッシュナックル、などなどその強さが「あからさま」すぎたキャラ作りのマズさもあったと思っています。…そもそも、波動昇龍キャラは新しくは要らなかったんです。

個人的な、「胴着キャラ」への所感

まず、リュウとケンというキングオブ王道の二人が存在しているので、波動昇龍キャラをこれ以上増やす意義はないと考えています。

波動拳のリュウ、昇龍拳のケン。
また、一撃のリュウ、速さ、手数のケン。

しっかり個性があり、人によってリュウを選び、またケンを選ぶ。
ここに付け足して許容されるのは、かつて隠しキャラだったリュウ・ケンの同門、かつ宿敵の豪鬼だけでしょう。それ以外だとさくらのように、キャラの特性が大きく違うキャラならばアリかも…という感じです。

私は本日ケンでプレイしていてダイヤ4に到達しました。マスターも見えてきています。

半年前ですが、ケンはいいキャラですねという記事も書いています。
また、

リュウについても書きましたね。常々思うのですがこの2キャラは強い弱い関係なく使用率は上位なキャラなので、それこそ入門用としてそれなりの強さがあったほうがいいよな、って考えています。リュウ・ケンが強くても他のキャラほど嫌われることはありません、健全な状態なんですね。
私もケンを使っていて、「あ~なんでもできるキャラで楽しいな」って思っています。

現状ナーフによって見向きもされなくなりつつあるルークを見て、もうこの手のキャラは増やさなくていいよな…と改めて感じました。
そもそも6発売当初からまず使うことはないだろうなと思っていたルークです、好きな方には申し訳ないですが、長年ストリートファイターに触れてきた人間から見ると「また失敗」だったな…と思う新主人公のお話でした。

そもそもSA3がカッコ悪いんですよ
この姿勢で飛び掛かって馬乗りパンチなどと
まぁ、CAの時のこのカットだけはちょっと良かったですが

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