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箱根駅伝に遭遇した話

今年は諸所の都合で初めて年末年始を帰省せずに東京の地で迎えました。何もせず一人で過ごすのもなと思い年末年始は部の人と予定をいれまくる生活を送っていましたが、唯一、一日一人だった1月3日の都内探索についてここではまたつらつら記録がてら書こうと思います。

こんなタイトルですが、この日は明治神宮→浅草を一日歩いて巡る予定でした。そして最後の浅草の地でまたお目当てのスコーンを食べる予定でした。

まず明治神宮には予定どおり向かい、ちょっと遅い初詣をすることができました。3日ということもありそこまで混んでなくスムーズにお宮参りできたのでよかったです。

と、第一の目的を達成できたので次は都心探索も兼ねてのんびりと浅草に向かっていました。しかし向かっている途中、たびたび警官の方が結構な間隔で交通整備を行なっているのを目撃しました。これはお正月だからなのかと最初は何も考えず歩いていたところ、「法政大学」という旗をわらわらと抱えたベンチコートを着た人々がいるではありませんか。

そこで気づきました。今日は箱根駅伝の復路の日だと。

箱根駅伝は毎年家族で見ていました。そして私の人生でやりたかったことリストの中に現地で箱根駅伝をみるということがリスト入りしているくらい好きでした。なぜ忘れていたかというと前日後輩と楽しく呑み明かしていたからです。それまで連日出掛けていたこともありネットニュースで箱根駅伝のニュースをチラと見かけてはいましたが、実際にこの目で箱根駅伝を目にするとは思っても見ませんでした。

私がいたのは高島屋日本橋あたりで、そこにはあと2時間くらい待機せねばならないとのことでした。迷ったあげく、もうこんな機会ないかもしれないしと思い待機することにしました。

a7iv+Voigtlander Nokton50mmF1.8Aspherical
ここら辺でずっと待機してた

この日は一日中歩くつもりで冬にしては少し薄手の格好できてしまったから本当に寒かった。
それに走る人を撮るならMFではなくAFのレンズ持ってくるんだったと後悔したものの、自分自身の目で箱根駅伝の空気感を見て感じとることができればこれ以上のことはないだろうということでじっと待機してました。

そしてついに...

きた!

→右のオレンジの物体は横のおばさまのお人形。

一位はダントツ青山でしたね。MFでなんとか撮ろうと頑張りましたが、もう本当に瞬く間に去って行き、ピント合わせる余裕なんかなかったです。

一番よくとれた写真、というか走っている人にピントが合っている写真です。正直写真の出来に関してはいまいちだけども、それ以上に両脇にいる一般のお客さん、そして各大学の応援等々の熱気がすごかったです。そして走り去っていく選手達はもあまりにあっという間に走り去っていきましたが、本当にかっこよかった。颯爽と、でも力強く走り去っていきました。これを自身の肉眼で見れただけでも私は正月三が日東京にいた理由として足り得るものだと思いました。

そして最後の一人が目の前を走り去ったあと、選手が全員通り終わりましたというアナウンスを聞きその場を離れ最終目的地の浅草に向かいました。

ラストオーダーが16時30分ということで15時30分につけば大丈夫だろうということで行った結果、正月三が日で大変混んでいた浅草駅近くのお目当てだったスコーン屋はイートインを終了していました。残念。でも箱根駅伝見れたからよしとしました。スコーンはまたリベンジしようと思います。

〜おまけ〜

オレンジのバックがかわいい。

選手達が通る直前、すごい自転車に乗った方が目の前を通って行った。好きな写真だけど例によってピントがあってないから供養。

おわり。

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