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ブースターショット完了 グアムで3回目のファイザー社製ワクチンを打ってもらいました

明治天皇の誕生日で日本は祝日だった11月の3日(水曜日)、2回目のワクチン接種から半年が過ぎたので、3回目のワクチン接種(ブースターショット)を受けに、グアム大学に行ってきました。

オンラインで事前に予約してから行きましたが、ウォークインでも行列に並ぶことなく打ってもらえるくらい空いていました。

グアムのコロナ感染症(COVID-19)に関する情報を、2021年11月5日までに発表されたデータをもとに、簡単にまとめてみました。

2021年11月3日発表
※1,209名の検査から82名が陽性と確認
関連死亡者 3名
11月1日 42歳 女性(243人目) 接種済み
11月2日 63歳 男性(244人目) 1回接種
11月3日 58歳 男性(245人目) 接種済み

2021年11月4日発表
※1,149名の検査から97名が陽性と確認
関連死亡者 3名
11月1日 71歳 男性(246人目) 未接種
11月3日 61歳 男性(247人目) 未接種
11月3日 48歳 男性(248人目) 未接種

2021年11月5日発表
※974名の検査から79名が陽性と確認
関連死亡者 0名

累計
陽性者数 18,586名
回復者数 15,781名
関連死亡者数 248名

現在の陽性者数 2,557名

ワクチン接種完了者 124,073名

接種完了者(124,073名)のうち21名が入院中(0.017%)
未接種者(12,220名)のうち21名が入院中(0.172%)
接種対象外の0〜11歳の子供(32,029名)のうち2名が入院中(0.006%)

これらのことから、グアムでは、

ワクチン接種完了者が感染して入院する人の割合 5,880人に1人

ワクチン未接種者が感染して入院する人の割合 580人に1人

未接種者が感染して入院する人の割合 接種完了者の10倍

0〜11歳の子供が感染して入院する人の割合 未接種でも16,670人に1人

グアムの人口 168,322名

グアム島民のワクチン接種率 12歳以上の対象者の91% (全島民の74%)

ということが読み取れます。

グアムでは、10月に注文した小児用ワクチン7500本が到着し次第、5〜11歳のワクチン接種が始まります(11月8日からの予定 → 9日より開始)。

ブースターショットを終えて思い出したこと

ワクチン接種が行き渡ったあとは、その人が持っている抗体の量によって、次(3回目以降)のワクチンを打つか打たないかを判断できるようになると良いですね。

血中に含まれる中和抗体(スパイク抗体: S抗体)がどれだけあるかをチェックするのが、新型コロナウイルスの中和抗体検査。抗体の量は「抗体価」と呼ばれ、ある一定以上の量を保有していた場合に、感染予防や重症化リスクを抑える効果があるとされています。

コロナに感染し(て回復し)た人と、感染しない人では、この抗体値にどれくらい差があるのでしょう? ファイザーのワクチンを接種した人での統計データは以下の通りです。

コロナ感染症   なし     あり
接種前    0.8U/ml未満  100U/ml程度
1回目接種後  100U/ml程度  10,000U/ml程度
2回目接種後 1,974U/ml程度 43,073U/ml程度
(U/ml: units per milliliter → 1mlあたりのユニット数)

抗体値(抗体の量)で判断できれば、ワクチンを打っても慎重に行動する必要がある人にも分かりやすいし、ワクチンを打たなくても安心して行動したい人にもうれしいではないですか。

今後、皆さんは何を目安にどのように判断しながら、自己責任で行動していきたいですか?


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