Serverless Night Osakaに参加してきました!
12/12にアマゾン大阪オフィスで開催されたServerless Night Osakaに参加してきました!AWS Pop-Up Loft Osakaで開催されたContainer Night以来の大阪オフィスです。増床され階が変わりました。
名前の通りServerless、即ちLambdaやAPI Gateway等のServerlessサービス群に対してre:Invent 2019で発表された内容に関する紹介イベントです。
以下覚え書き。(スライドは後で公開されるようです)
re:Inventどうだったの?
- re:Invent 2019の軽い紹介
- Japan Nightっていう日本人向けのイベントもある
- re:Play、Midnight Madness、Tatonka Challengeなんてイベントもある
- Midnight MadnessでDeepComposer発表された。$99
- 65,000人以上がre:Invent 2019に参加した
- 日本人は1,700人以上参加した
- 3,000セッション以上開催された(うち4セッション担当した)
- 97%オンプレミス、3%クラウド。内AWSが47.8%占める。まだまだ伸びる
re:Invent Osaka re:Cap Serverless
- Lambda Update
- SQL使用に立ちはだかるブロッカー、DB Connection
- 今まではRDSに接続するLambdaがスケールすると大量のDB接続リクエストが発生し、RDS側のリソースがパンクする可能性があった
- これまでの対策として
1. 同時リクエスト数を制御 or 入り口でスロットリングする
2. DB接続数を制御する
3. 分散型のDBを使う(DynamoDB)
- Amazon RDS Proxyが発表された
- コネクションプールの管理を行い、接続の待機や既存コネクションの再利用させることができる
- RDS MySQL 5.6/5.7、Aurora MySQLにて利用可能
- 東京、バージニア北部、オハイオ、オレゴン、アイルランドで利用可能
- LambdaのコンソールからRDS Proxyを作成できる
- RDS Proxyを配置するVPCと、Lambdaを接続する必要あり
- Lambda VPC接続の改善
- Lambda関数実行時に必要に応じて動的にENIが作成される。その時10~30秒ほどかかっていた
- Lambda関数の作成時またはVPC設定有効化時にあらかじめENIを作成するようになった
- Provisioned Concurrency for Lambda Functions
- Lambda関数のコールドスタート問題に対応
- Lambda関数のバーストに備えることが可能
- LambdaがNode.js 12、Java 11、Python 3.8に対応した
- 非同期呼び出し時に最大イベント時間と最大リトライ回数が設定可能になった
- SQS FIFOキューからLambda関数が起動できるようになった
- 非同期実行の実行結果をAWSサービスに配信可能になった(成功/失敗)
- Kinesis/DynamoDBトリガーに実行失敗時のハンドリング機能を追加
- Lambda Supports Palatalization Factor for Kinesis and DynamoDB Event Sources
- HTTP APIs for Amazon API Gateway(beta)
- 低コスト、低レイテンシー、Lambda/HTTPのみ、HTTPS
- Amazon EventBridge
- 対応SaaSからのイベントをトリガーに多様な処理連携を実現
- AWS SAM CLI simplifies deploying serverless applications with single-command deploy
- AWS Step Functions Express Workflows
LambdaからDBコネクションをバーストしてみる
実際にLambdaからRDSに接続し、RDS Proxyの効果を目で見ることができま
した。メモが面倒臭くなったので写真に逃げました。
下記が従来とRDS Proxyを使った場合の構成図です。
従来のはコネクションが上限の100近くまで到達していることが確認できました。
対してRDS Proxyの方が余裕があるのが見て取れました。
落ち(ネタバレしてええんかな🤔)
無い時~😔
ある時~😄
RDS Proxy is 551.
Q.E.D.
ミートアップ
軽食ありました。ごちそうさまです😋
社員や他の参加者の方とAWSやらServerlessやら関係ないことまで楽しく話すことができました。1時間の予定を大きく超えて居座ってしまいました。
感想
現状Serverless全然活用できていないので、ぜひとも活用していきたいです。
RDS Proxyの登場でデータをDynamoDBに載せ替えるなんてことも必要なくなりそうですし、既存のRDSに対して直に触れるのは嬉しいですね。
まだPublic Previewの段階ですのでフィードバックどんどん送りましょう!
(合わない靴を履いてったら血まみれになった)
😉