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AWS Pop-Up Loft Osakaで開催された「Container Night」参加してきました

AWSコンテナサービス入門、関西コンテナ事例登壇、そしてAWS Fargate クイックハンズオンが体験できる、Container Nightに参加してきました!

Container Nightは10/17~10/31まで期間限定のコワーキングスペースが利用でき、テクニカルセッションやハンズオンが体験できるAWS Pop-Up Loft Osakaの一部として開催されているセミナーになります。

東京にはAWS Loft Tokyoが常設されています。この勢いで大阪にも常設して欲しいですね!

AWS Pop-Up Loft Osakaがオープンした知っていても仕事の都合や他のイベントに参加したり、AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイトの勉強したりと都合が合わなかったのですが、試験後に興味ある技術について無料でハンズオンが受けられるとのことなので知り合いを誘って申し込みました。
名札の番号が#1だったのは一人目の申込者だったんかな🤔

会場外にはDeepRacerが鎮座していました。
参加者は80~100人くらいで、18:30開始ということからほぼ社会人が仕事終わりに参加していたかと思います。月曜日からお疲れさまです🙏 僕も定時ダッシュ決めました🏃‍♂️

セミナーの内容としては以下のとおりです。

AWSコンテナサービス入門

## なぜコンテナか?
- Run Anywhere
- Portability
- Isolated processes

## AWSのコンテナサービス
- ECS
  - 本番環境で利用するためのオーケストレーター
  - 起動タイプはEC2とFargateがある
- Fargate
  - AWSマネージドサービス。パッチ当て等不要
- EKS
  - 運用難易度の高いK8sマスターをマネージドで提供
- ECR
  - フルマネージドなプライベートコンテナイメージレジストリ

Kubernetesの51%はAWS上で動作している。

## 関連サービス
- AWS Cloud Map
  - クラウドリソースのためのサービスディスカバリ
- App Mesh
  - アプリケーションレベルのネットワーク
- CloudWatch Container Insights
  - コンテナワークロードのためのモニタリングサービス

もっと詳しく知りたい方に下記のページを紹介されていました。

関西コンテナ事例登壇

「あんさんぶるスターズ!」開発元のHappy Elements株式会社の方が登壇されていました。ゲームの名前は聞いたことがあります。

スマートフォン向けゲームをオンプレからAWSに移行しようという流れで、ECSとEKS、FargateとEC2をどういった観点で技術選択したかといった内容でした。

ECSとEKSの比較では、「運用管理にかかる人的コストは極力抑えたい」という観点や学習教育コストといった観点からシンプルなECSを採用したそうです。

ECSの起動タイプをFargateとEC2どちらにするかでは、それぞれの利点と欠点を比較し、実際にスマートフォン向けゲームの運用に耐えられるかベンチマークを取って選択されていました。
運用管理の手間を減らすという観点からFargateになるかと思いきや、スケールアウト時のコンテナ起動時間でベンチマークを取った結果、EC2インスタンス上にキャッシュが残るEC2起動タイプの方が圧倒的に早く、スマートフォン向けゲームに求められる突発的なアクセス負荷に素早く対応できるEC2起動タイプを採用したそうです。

AWS Fargate クイックハンズオン

メインイベントです。
ローカル開発環境程度にしかDockerは使ったことはなく、KubernetesもECSも触ったことは無かったのでいい体験になりました。

内容としてはWordPressのコンテナをECS + Fargateで立て、S3やCloudWatch Logsでステートレスに保ち、ELBで複数コンテナに負荷分散する状態にし、タスクの更新の容易さを確認するというものでした。

最初は用意されていたCloudFormationテンプレートを読み込み、IAMロールやVPCやサブネットやRDSやELBの展開から始まりました。
CloudFormation使えばそういう最低限の環境設定も自動化できるのが素晴らしいですね。

それからタスク作って、サービス作ってWordPress動かしました。この辺りはまだ概念が分かってないので勉強していきます。

S3との連携がIAMロールの割り当てミスでできずに戸惑いましたが無理やりS3権限与えてとりあえず動くようにしました💪

オートスケールは時間の都合上できませんでしたが、資料を見る限り簡単に設定できそうに思えました。

まとめ

AWS Loft Osakaを常設して欲しい!

コンテナ使いこなせるようになりたい!

Infrastructure as Codeは偉大!


😉