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【映画感想】心の友を持つこと

気になっていたけど観れていなかった映画シリーズ。

『英国王のスピーチ』を観ました。

感想の第一声で言わしていただきたい。

出演陣が本当に豪華すぎる。

ザ・英国紳士イケオジ代表、コリンファース大先生。

キングスマンのアクションシーンで惚れ惚れしたのは良い思い出。

ハリポタに出演しているクセツヨキャラを演じてらした、ヘレナ・ボナム=カーターが王妃エリザベス役を。ハリポタでいえば、マイケル・ガンボンにティモシー・スポールも。

ハリポタ一通り見ている人には顔馴染みの方々出まくりで、それだけで興奮しておりました。さすが英国映画。これほど私の中に、英国俳優たちの印象が植え付けられていたとは思っていなかった。ハリポタの影響力すごいな。

この映画が上映を日本で開始しはじめていた時の記憶、覚えています。

CMで沢山流れていたし、なによりも過去にそのような障碍を持っていた英国王がいたという事実がとても興味深かったです。

ストーリー展開は、ぶっちゃけ言ってしまえば、CMで観ていた内容から想像できるものでした。

ですが、英国のfoggyな街並みの描写だとか当時の生活様式が観れるのは良かったです。てか、WWⅡ時代の英国ってかなり文明が発展していたのだな。日本の戦争映画と比べてみると、あれが同じ時代の世界なのか?と思うほど。それとも、当時の姿よりも少し小綺麗に演出しているのか?王室の描写が多かったからか、現代とそこまで変わらないような印象を受けました。

とまあ、わたくし、どちらかというと、ストーリーの本筋である「吃音症」のことよりも、違う部分に注目をしてしまいました。

「吃音症」は、生まれながらにもっている持病ではなく、育つ生活環境のなかで発生してしまうものらしい。

王族という制約をされた生活の中で、兄弟間の待遇の差などから持ち始めたコンプレックス。家族から愛情を受けることができず、信用できる人がいなかった人生。

劣等感からくる、卑屈な感情。

うん。分かるなぁ。私も口下手で、そこからくる劣等感から、人前で話すことは苦手意識があります。それって、対人に対する不信感からくるもの。っていうのも、絶対あるんだろうな。

友に語りかけるように話す。

それって本当に重要なことなのだろうと感じました。

この主人公は、私のresponsibilyよりも、何倍も何百倍ものそれを持って立ち向かわなければいけない。

それに比べれば、米粒みたいなそれだけれど、人前にたって何かを発現することに対する恐怖感を消し去るための第一歩って、

身体的な療法よりもなによりも、周囲の対人関係なのかも。なんて、

思わせてくれる映画でした。

最近、人前で話す機会が立て続けにあったため、この映画を観れて良かったです。

以上!おーわり!


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