見出し画像

推理小説 77

 推理小説を読んだり、推理映画やTVで推理番組を観ることで、予測する力が養われます。全く見えないはずのモノを、周りの状況や情報からあぶりだしてみようとする能力が要求されるからなのです。
それらを鍛えることで、無意識までも見ることが可能になりますので、是非、子ども達と一緒に推理小説を楽しんでみてください。
 図書館では無料で借りたり、Amazon.comでも中古本で探すと、とても格安で手に入ります。推理小説を読むことで、鍛えられる能力は、
①共感力が高まる。
 神経科学分野の研究によると、架空の出来事の記述を読んだ時と、その出来事が実際に自分の身に起こった場合とを比べてみると、脳の同じ部位が反応することが明らかになりました。つまり、フィクションを読むだけで共感力は鍛えられているのです。
②変化を避けられないことを学べる
 SF小説の役割は、特に未来を舞台とした作品の場合、「万物は変化する、そして私たちはその中で生きていく」ということを、自然に理解できるようにサポートすることなのです。
 特にSF小説には、架空のマシーンや概念が多数登場しますが、一旦そのアイディアが発表されてしまえば、それらのほどんどが誰かの手によって実現されてしまうのです。
 私たちの環境は、常に変化に晒されていますが、SF小説やファンタジーは、私達に未来への心の準備をさせてくれるのです。
3.好奇心を芽生えさせてくれる
 何かを学ぼうとするとき、もっとも大きなきっかけになるのが「好奇心」なのです。子ども達が何かを体験した時に、ワクワクドキドキすると、そのことに対して強い興味が湧き、それについてもっと探究をして、すべてを知りたいと思うものなのです。   推理小説やフィクションはそのきっかけを作るのにとても有効なのです。
4.話し上手になれる
 友人や家族と話す時には、誰しもが自分の身に起こったことを、無意識にストーリー化して伝えようとしています。人に情報を正しく伝えようとすれば、具体的な数字や名前をハッキリとさせ、時間の流れを考え、5W1Hを入れて論理的に話す必要があるからのです。人は世の中の仕組みや目の前の事象を理解する時にも、無意識のうちに自分の頭の中でストーリーを組み立てているので、それが上手になると話し上手になれるのです。
 そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで、実行してやり遂げた先には、お子さんたちの大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、お子さんと一緒になって全力で取り組んでみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?