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コンサルタント 348

 子ども達に経験と事例を学ばせたいのであれば、コンサルタントと言う職業があることを教えてあげてください。
 コンサルタントとは、もともと「相談する人」といった意味の言葉から来ています。これがビジネス用語と定着するようになり、コンサルタントの業務をコンサルティング、在籍している会社をコンサルティング会社などと呼ばれるようになっています。 
コンサルタントの仕事内容は、課題を抱えている企業や機関等から依頼を受け、その解決に向けた支援活動を行うことです。業界によって、どのような課題を解決していくかは異なるものの、どのように課題を解決していくか、依頼されている「課題」を細分化し、それに対する改善策をチームで提案・実施していくのが仕事になります。つまりは、「情報を提供する、解決のためのサポートをする」のがコンサルタントの主な役割となっています。
現代のビジネスでは、情報にお金を払うことが重要と言われていますが、コンサルタントはまさにその象徴ともいえる職業なのです。
 技術変化の激しいIT業界においては、最新の技術が出てきた際に、最初から全てを理解しているコンサルタントなど、存在する訳ないですから、その時点での知識はなくとも仕事を始めなければならないケースもあります。しかしながら、決められた納期までにそれらの技術や知識を自分のものとし、顧客に提供できれば、それで役割と責任は充分に果たせるのです。
コンサルタントになる為の学び方や顧客に対しての対応は、日米で大きく異なります。例えば欧米の顧客に対して、日本式の手取り足取り教えながら進めていく方法で対応していては、彼らの要求にはとても間に合わないのです。
 しかしながら、コンサルタントは絶えずヒトの半歩先を歩いていなければならない仕事」だと言う点については世界共通の常識になっています。
 子ども達にコンサルタントの仕事を教えたいのであれば、新しいことに自分の力で挑戦させてみてください。
 誰もやった事がない事に挑戦するのは、さぞかし不安が付き纏うでしょうが、先ずは人より先に経験して、自分の五感全体で感じることで、答えが見出せるようになるのです。また、今までの事例や経験を調査することで、解決策のヒントが分かるかも知れません。
 人より先に挑戦し、その後から付いてくる人々を導くリーダーの必要性が今後は、益々高まるでしょうから、子ども達がリーダーとして育つように、沢山の経験を積ませてあげてください。
 そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、子ども達の大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、子ども達と一緒になって全力で取り組んでみてください。 

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