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ディベート 232

 子ども達の聞く力を育てる為には、ディベートする機会を沢山与えてあげてください。
ディベートは、
 ディベートをする際には、事前に役割を決める場合もあれば、また自然に役割が分かれて決まってしまうケースが良くあります。
シックスハットという考え方で、6色の帽子の色ごとに役割分担をする方法があります。
たとえば白帽子のひとは、客観的な視点に立ち、MC/進行役になり、具体的な数値や不変の事実を引き合いに出すことで、議論を整理する役割を担います。
黄帽子のひとは、肯定的な視点で賛成役になり、賛成を声に出すことで、大きな推進力が生み意見の出しやすい場づくりをする役割を担います。
黒帽子のひとは、否定的な視点で反対役となり問題点を指摘したうえで代替案を出せることで問題点の修正につなげる役割を担います。
赤帽子のひとは、感情的な視点で刺激役になり、好き嫌いの心の動きを表現し、閉塞感のある議論やアイディアに活力を与える役割を担います。
緑帽子のひとは、創造的な視点で転換役となり、これまでの見方とは視点を変えて大胆な発想を行い、次の案の着想を得る役割を担います。
青帽子のひとが、管理的な視点でまとめ役となり、全体の流れをまとめて方向性を調整し、スムーズな合意に到達できるようにする役割を担うのです。
リーダーには青帽子のような役割を期待したいのです。役割分担をする事で、様々な場面での対応の仕方を体験することが出来るようになり、どんな状況においてもディベートを上手く展開出来るようになるのです。
 子ども達に聞く力を付けさせる為にも、ディベートする機会を沢山与えてあげましょう。
先ずは家庭内のコミュニケーションの際にも、しっかりと論理的な会話が出来るようになるまでは、両親がしっかりと指導をしてあげてください。
「お腹が空いた」とだけ言ったならば、「それで?」と聞き返し、袋を持ったまま「開けて」と言われたならば、大きく口を開けてあげてください。子ども達は、直ぐに正しい文章になるように言い直す筈だからなのです。
 そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、子ども達たちの大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、子ども達と一緒になって全力で取り組んでみてください。

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