見出し画像

イスラエルの農業とテクノロジー

先日、以下のyoutube動画を観て、僕が大学の卒論で執筆した内容を思い出しました。

僕が卒論で扱ったテーマは、イスラエル・パレスチナでの水供給の問題。論文の内容はここでは割愛するとして、僕はその中でイスラエルの農業について言及したんです。

イスラエルが誇る農業技術というのが、点滴灌漑技術。上の動画でも4:22~説明されてますが、点滴灌漑技術は農作物に点滴を打つように水をやるというもの。こうすることで、無駄な水を使うことなく農作物を育てられるのです。イスラエルはもともと砂漠地帯で、限りある水資源を無駄なく使わなければならないという事情からこの技術が生まれました。実際にこの技術を使った農家の話はAbemaTVで取り上げられています。

僕が執筆した論文の中で引用した文献は、立山良司編『イスラエルを知るための62章【第2版】』(明石書店)の第36章「二つの基幹産業ーー発展する農業と岐路に立つダイヤモンド」、第37章「イノベーション大国ーーハイテク国家の旺盛な起業精神」。このあたりを読むと、イスラエルの水の事情も含め詳しく知ることができると思います。

今回は農業について取り上げましたが、イスラエルという国はスタートアップ企業が次々と生まれるような国なので、常に面白い技術が出てきます。僕はイスラエルのスタートアップ関連のニュース記事を定期的にチェックしています。ちなみに、僕は数年前イスラエルに行きました。あまり多くの地域には行かなかったですが、エルサレムくらいには行きましたよ。次に行くときは死海とかに行ってみたいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?