見出し画像

ちょっと怖い話

職場で、精神的につかれて休職した人がいた。(以下、Aさんと呼びます。)
所属していた部署の上司からきつい言葉などを言われた等々があったとかなかったとか。休職後、私の関係ある部署に復帰となった。(復帰前後に、Aさんはパワハラを受けたということを正式に会社に対して主張をしていたらしい)

Aさんの今後について、あまり詳細な指示は上からはなく、とりあえず出来そうな仕事をAさんにふってくれということだけだった。簡単な仕事をふるが、Aさんは積極的にコミュニケーションをとるというより、淡々とふられたら仕事するという感じで、朝はぎりぎりに出社して定時に帰るを続けていた。


たまたま退社の時刻が重なったので、Aさんと話した。内容は、今後どうしたいか。
Aさんとしては、正直会社に対していろいろ不満はあるが、特に辞めることは考えてはない、仕事において、特にこれがしたいということもなく振られたらやります、という感じ。
会社のひと全員が悪いとは思ってはいないけど、、、っていう感じだった。


なんとなく予想通りの反応。
自分も逆の立場ならそうなっているのかなぁと。
個人的には、仕事は主体的に動かないとなかなか降りにくいし、頼もうとも思いにくい。すると経験も積めなくなり、なかなか担当となる仕事も増えにくくなる。となるとキャリアもなかなか固まりづらい。何が言いたいかというと、辛い目にあったのは分かるけど、だからといって、それを理由にいつまでも『被害者だから何もこちらからは会社への貢献はしないよ』という気持ちだと、お互いしんどいよ、っていう話。


悪意あるひともいるし、おかしなことされたらそれは責められるべきだし、なおされるべき。だけどなかなか正解はわかりにくく、消えにくい。正しさの対決は曖昧になり、権力に揉み消されやすい。。。
納得できないけど、被害者になったとしても、どこかで切り替えないと、
被害者をひきづって、いつのまにか、加害者になってるなぁ、とおもった怖い話。

こわいこわい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?