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エンドラインからの景色 vol.39 第4節 アルバルク東京 vs 秋田ノーザンハピネッツ

 エンドラインからは選手たちの熱く激しいプレーや、そこからしか見えない表情がある。ダブドリ編集部が撮影した中から厳選し、写真とともにゲームを振り返っていく。vol.39では、B.LEAGUE第4節アルバルク東京vs秋田ノーザンハピネッツのゲームをピックアップ。最後にアルバルク東京ザック・バランスキー選手との囲み取材でのやり取りを掲載。(写真・文 = 宮本將廣)

ザック・バランスキー選手の囲み取材

宮本 伊藤大司GMとも少し話したんですが、昨シーズンからの継続メンバーがいることで、今シーズンはよりスムーズにチームが作れている印象があります。継続メンバーの中で、何か共通意識を持つためにコミュニケーションをとったりしたのか。そういう機会がなかったとすれば、ザック選手個人として何か意識されているところはあるんですか?
ザック 何か話したわけでも、意識的にやっていることもないといえばないです。ただ、昨シーズンからアドマイティスヘッドコーチと一緒にやっているメンバーは、新しいメンバーがより早くチームに溶け込めるようにという意識をみんなが持っていると感じています。それによって、コミュニケーションを取りやすい環境が作れていると思いますね。本当に年齢関係なく必要なコミュニケーションが取れるチームになっています。だからこそ、昨シーズンよりもいいスタートができていると感じていますし、まだ7試合ですけど、新しい選手もどんどん良さが出てきていると思います。
宮本 昨シーズンは、アドマイティスヘッドコーチのバスケットボールをインストールしていく作業が多かったと思います。一方で彼の特徴としては、選手の良さを引き出すことであり、チームとして継続するべき部分はうまく残していました。(ダブドリVol.17にて伊藤大司GMも言及)その中で、今シーズンはよりアドマイティスヘッドコーチのバスケットボール哲学がプラスされているのか、それともベーシックなところを再インストールして、ベースアップしているのか。もしくはまた違ったやり方もあると思いますが、選手としてはどう感じられていますか?
ザック ベースは一緒だと思うんですけど、おっしゃったように選手の強みを活かすのがアドマイティスヘッドコーチの得意なことなので、(アルトゥーラス)グダイティスや(テーブス)海、(橋本)竜馬のような新しい選手の強みを引き出しながら、ステップアップできていると感じています。プレーしていても、だんだんよくなってきているなと感じることが多いですね。
宮本 ディフェンスのカバレッジも相手に合わせて増えている印象があるんですけど。
ザック そうですね。昨シーズンよりもディフェンスのバリエーションは増えています。さっきの話にも繋がる部分でメンバーが入れ替わって、レオ(レオナルド・メインデル)も3番の選手ですし、海もガードとしてはサイズがあります。それによってバリエーションを増やすことができているのかなって思っています!

秋田ノーザンハピネッツ、前田HCの会見はクラブ公式YouTubeをご覧ください。

ダブドリVol.14はバランスキー夫妻が表紙、巻頭インタビュー!

ダブドリvol.17にはアルバルク東京の伊藤大司GMが登場!アドマイティス・デイニアスHCについても語ってくれています。

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