映画レビュー「プリズン・エクスペリメント」

秋の夜長に、プライムビデオで映画鑑賞〜
なんかちょっと小難しそう系は敬遠しがちだけど、見てみたいという夫に付き合い🙄

バトロワとか人狼ゲームの映画シリーズは大好きで笑、ああいうリアリティは二の次でワーキャーしながらドキドキズキズキ!って感じの内容のものの方が俗人オブ俗人のワタシには合ってるなーと思うんだけど
こちらの映画も、そこそこ楽しみながらなんとか最後まで見られた!
※映画でもドラマでも、見るときは補足資料としてウィキペディアが必須アイテム😅
今回もスタンフォード監獄実験の内容など何度も読み返しながら🙄

まず話の中身は置いといて、イケメンが多くて癒やされた〜笑🙌
教授からしてイケメン!教授ふつーに悪人ですやん、と思いながらも映るたびしっかり目の保養にさせていただき笑
あと看守役のメインでトチ狂ってた人(笑)がハイパーイケメン、サングラスしててもしてなくても!
というか私はあの形のサングラスが大好きで自分でも持っているほどなんだけど笑、ロン毛欧米人があのサングラスかけたときの破壊力って凄まじいんだなー!!!と大発見だった!
ロン毛サングラスの看守役さん達は全員イケメンに見えた笑
でもそう考えると逆に、頭にストッキング被ってても圧倒的にイケメンだった囚人役の人たちのポテンシャルヤバすぎとも言えるか🤔
やっぱ欧米人の美しさって有無を言わさない凄まじさだわ、単純にすごい。

そして話の中身。
なんだかモヤモヤというか、腑に落ちないものをいくつか感じたんだけど
この実験の目的は、与えられた立場に合わせて行動が変わっていくかを検証すること?
その立場というのは看守だけじゃなく囚人も含まれるのかな?
でも刑務所に入った人の変化を調べたかったら被験者は本物の囚人じゃないと意味ないような?
看守という地位&権力をゲットするとどう変わるか調べるんだったら、最初から看守役と囚人役は分けて募集して、囚人役の報酬を高くしてあげるべきだったのでは笑
でも教授も「退屈な2週間になると思っていた」って言っててまさかの展開だったみたいだしなあ
とにかく1つ目のモヤは、囚人役たちはあんなに辛い思いをしながら、実験の役に立てたというか意味はあったの?せめて最初からメンタルボコボコにされるかもみたいな覚悟させてもらえてたらマシだったんじゃないの?不運すぎるでしょ、なんとか他にマシな方法なかったのー?!ということ🥺

2つ目のモヤは、心理学の実験ということだけど、実験中に学生たちの心理テストとかしないものなのかな?
最後の座談会的なので感想話し合って終わりだったの?
熱心に役を演じようとしての行動なのか本心からの行動なのか、いちいち分析しないとあんまり意味がなさそうに思えたけど…そういうものではないのかな
最後のインタビュー映像風のところで看守リーダーマンが「暴走するオレを止めてくれる奴は誰もいなかった」みたいに言ってたけど、それもどーなん🙄
仲間の看守的には「コイツの熱心な演技に水を差したらKYかな」とか「教授からストップかからないしこれもアリなのかな〜」とか、色々思うところがあるんじゃないのかなあ
その場で何も言われなくとも、あとで看守の休憩室でも「さっきのはやりすぎでは」とか誰からも言われなかったのかな
まぁもし「オレが悪魔になってしまいそうでも誰も止めてくれないのか!残酷な世の中だ!」みたいに思ってるなら、そんなことないよ〜大丈夫だよ〜と声を掛けてあげたい笑

心理学、興味はとってもあるけど難しくてよく理解できないなー😂

人間は与えられた役に沿った行動を取るものだ、っていうのは、むしろそうじゃなかったら戦争とか成り立たないし当たり前のことじゃないのかなあ
赤紙きて、本当は誰も戦いに行って死にたくないし人殺しもしたくないに決まってるじゃん
だけど国の命令に逆らえないからコロコロし合いをやる、って人が大半、だから戦争が成り立ってるんだよなぁ?

権力や立場を得た人が暴力的になる、という現象だったら、身近でも見覚えがある🙄
最近の不倫とか何とかやらかした有名人がやたら叩かれまくるやつ
目の前にサンドバッグが現れたことで相対的に自分の立場が上がって、ネット上でたくさんの人に見てもらえる大きな発言権もある
自分の中にある正義とか道徳観という武器で、サンドバッグをここぞとばかりに攻撃するわけよね
私は今のところそういうことするタイプの人間ではないので予想だけど、きっとそれが気持ちよかったりハッピーなことなんだろうなあ

私は中学時代、その学校の中ではわりと華やかな部活に入部したんだけど
その部活内で同学年のメンバーは、ヒエラルキー的になんとなく一軍と二軍に半々ずつくらいで分かれていった
私はもちろん二軍だったわけやが笑、一軍メンバーが束になったときのいじめっこオーラが凄まじかった
平和な学校だったのでそこまで壮絶なイジメとかはなかったけどなんとなく、仲間外れにしてやろう感というか、アンタら輪になって私のことバカにしてますね?感…だった気がする、そこまでトラウマでもない二十ウン年前の出来事なのでめちゃくちゃうろ覚えだけど
で、複雑なのが、その一軍メンバー達も部活以外の学校生活の場面で一対一で接するようなとき(あんまりないけど)はビックリするくらい普通で、攻撃性ゼロなのよね
その衝撃はよく覚えてる
まぁこれは有名な子供あるあるだよね、
集団になるといじめちゃうけど個人でいるときはいたって普通、みたいな現象
この映画で、その部活のことをふと思い出したのだった
ちなみに結局私含め二軍メンバーはほぼ皆サッサと辞めていった笑
我が子たちはどんなティーンエイジャーになっていくのか楽しみだな〜🙄笑

てかこれ、全然映画のレビューになってなくない?
ほとんど内容理解できてないんだから仕方ないかあ笑
あ!教授の彼女はマトモな人でよかった!笑 
無事結婚しててめでたいね!!笑
あと最後の方でかわいがり(時津風部屋風)受けてた人、誇り高くて思慮深くて素敵だった! 
あと最後にめちゃくちゃ素朴な疑問!
屈辱感を味合わせるためにバケツに排泄させたっていうけどさ、始末まで囚人同士でさせるにしてもフツーにニオイとか音とか、見張ってる看守たちもダメージくらうでしょ笑
そういう意味では看守たちもだいぶマジメというか、自己犠牲の精神強めなのでは笑

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