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両立 について

「いかに上手くサボるか」

大学に入ってから、これが大事だということをものすごく痛感した。自分はこれが上手くできない。

このツイートを見て、改めて思い出した感情。せっかくなので、書いてみる。


「二兎を追う者は一兎をも得ず」ということわざがある。中途半端に2羽のウサギを追うと、1羽もゲットできない。二つの物事を欲ばってどちらも失敗したり、中途半端に終わるものである、というたとえ。
また、一つの物事に集中せずあちらこちらに気を取られることへの戒めの意味を込めて使うことも多い言葉だ。

しかし、生きていく上では「両立」ということが往々にして求められる。何かをしながら何かをしなければいけないことは多い。例えば、部活をやりながら受験勉強をしたりといったように。

大学では、「いかに楽に単位を取るか」が重要だと周りの学生を見て感じる。遊んでばかりのように見える人が、意外と3卒していたりするし、普段の授業はまともに出てなかったりするのに単位取れていたり。そういう人たちを沢山見て、自分にはできない事だから羨ましいなと思ってきた。普段授業ちゃんと出てないのにテスト前になると急にレジュメ見してとか、自分には言えない。でも、きっとそうやってやれる人が上手く生きていけるんだろうなとも、感じた。自分は仕事との「両立」に悩んでいる。朝刊配達後に学校に行くので、よく寝てしまい授業を聞きそびれたり、寝落ちして学校に行けなかったりした。そうすると、90分まるまる内容が飛んでしまう。そういう時に気軽に友達に聞いたりすればよかったのだがそもそも学部内にそこまで気のおける友達を最初に作れなかった。また人に上手く頼めない自分は、そこまで関係性のない人に聞くなんてことも出来ず、自分で頑張ろうとして結局できず、これまで単位を沢山落としてきた。そして、留年した。やはり二兎を追う者は一兎をも得ずなのだ。特に自分のような不器用な人間は。


ただ、ツイートにもあるように、上手くサボることが生きていく上では必要だ。自分は上手くサボれないため仕事と学校両方踏ん張るが、やっぱり身体は持たないわけで、結果的に数日に一度何もやる気が出ない日が来たり、寝落ちしてしまったりする。浪人の時も夏休みに一度予備校に通えない時期が来た。大学に入ってからも、1週間まるまる学校に行けないで家で寝てた時もあった。

新聞奨学生は、やっぱり大変である。それは、きっと、みんなが思っている数倍きつい。平均睡眠時間は3~4時間。仕事上体内時計は昼夜逆転しているのに普通の人と同じ生活をしなければならない。意識が飛びそうになるほどの睡魔と闘いながら、授業を受ける日々。カフェイン漬けの毎日。僕らは生活、そして学校に通うために仕事は絶対に外せない。なので、他のどこかでサボることが必要なのだ。勉強?睡眠?趣味?でも、、、そのどれをとってもサボるのは大変なわけで...(唯一趣味だけが削れる部分だが、そこを削ると生きるのが苦しくなる)


とまあ、長々と書いたんだけど何が言いたいのかまとまらない...とにかく、上手くサボれるようになりたいなあ...そこのセンスが欲しい

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