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【筋肉解説】 上腕二頭筋 #68

おはようございます!

本日は運動器のプロである
セラピストの前田が

筋肉の特徴から
ストレッチ方法まで解説して
いきます。

今日の筋肉は

力こぶとは俺のこと 上腕二頭筋

この記事を読んでほしい方
・上腕二頭筋について知りたい
・腕や肘が痛くなることがある
・肩周りのストレッチ方法が知りたい

上腕二頭筋は肩から肘にかけて走行する筋肉です

この筋肉も名前くらいなら聞いたことあるよ。
という方も多いのではないでしょうか

いわゆる力こぶの部分です

ボディビルダーくんの

ここです。

誰しもが1度はこのポーズをして
力こぶを触ったことがあるのでは
ないでしょうか?

昔ザブングルという芸人のボケの人が
見ろやこの筋肉ぅーー!カッチカッチやろぉ?
ゾックゾックするやろぉ?


懐かしいですね!

というボケでしばかれていた
カッチカッチの筋肉です

上腕二頭筋は二頭という名前の通り
長頭と短頭の2つに筋肉が分かれています

上腕二頭筋の基本情報 

1筋肉がどの骨からどの骨にに付着するのか 
2筋肉を動かす神経 
3働くことで関節をどう動かすのか
4日常生活での使用例

上腕二頭筋長頭

1肩甲骨外側(関節上結節)~橈骨粗面
2筋皮神経
3肩関節の屈曲 肘関節の屈曲 腕の回外
4肩の屈曲 高いものを取る時に上に腕を上げる
 肘の屈曲 重いものを持ち上げる時に肘が曲がる
 腕の回外 ドアノブを右に回す

上腕二頭筋短頭
長頭との違いは
1の肩甲骨外側(関節上結節)が肩甲骨前面(烏口突起)
に変わるのみです

上腕二頭筋はとても長い筋肉で
肩 肘と2つの関節をまたぐ筋(二関節筋)
に分類されます

そのため肩と肘の2つの関節の
動きに関わります

長さが長く 関わる動きが多いので
それだけ損傷する機会が多い筋肉でもあります

特に長頭は肩関節の痛みを引き起こす
原因になりやすいです

その理由の一つに
長頭の走行があります


イラストの青で示している部分が
上腕二頭筋の長頭です
骨に付着する直前なので
正確には筋肉ではなく腱に変化していますが

上腕骨の頂上付近で90°近くカーブしているのが分かります

半ば無理やりの走行をしているこの部分で
ストレスがかかりやすく

上腕二頭筋長頭腱炎 といった障害や
上腕二頭筋腱断裂といって 
腱が切れてしまう重度の障害が
頻繁に発生します

肩の前側が痛いという方は
この障害を引き起こしている可能性があります

また上腕二頭筋は鍛えた変化が
視覚で容易に捉えられるので
特にトレーニングを初めたての方が

張り切って追い込みすぎて
筋肉痛を超えた損傷を起こしてしまう
方が多く見えます

是非怪我の予防のためにも
今回のストレッチを覚えていってくださいね


上腕二頭筋のストレッチ方法

1椅子や台の上に腕を乗せる
 この時 手のひらは上に向けて
 丁度手首の部分が乗るようにセットします

2そのまま上体を下げて
 気持ちよく伸びる所でキープします

補足 胸を張るとより伸び感が高まります


ちなみに上腕二頭筋を鍛える時は
手のひらを天井に向けた状態で肘を曲げると
最大限に筋肉に負荷をかける事が出来ます

手のひらを下に向ける場合は
上腕筋という別の筋肉を鍛えることができます

本日は以上になります
ありがとうございました


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前田 悠介

治療院
出張専門治療 悠~はるか~ 岐阜院
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ピラティス
名古屋市 東区 東桜2-3-7
東カンビル 2F
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「関わる方の健康をお手伝い」
を生涯理念に日々邁進しております

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