見出し画像

【ストレッチポールエクササイズ】肩の運動 #66

おはようございます!
ストレッチポールが自宅で
眠っている方に向けた

ストレッチポールを
有効活用するためのエクササイズ解説

本日紹介するのは
肩周りのエクササイズです

肩を大きく動かしつつ
首や背中とのつながりを
活かして大きく肩を動かします

こんな方にオススメ
・肩こりが気になる
・肩や肩甲骨がよく痛くなる
・猫背を改善したい
・倦怠感がある
・眠りが浅い


それではやっていきましょう!


1ポールを横向きにして背中の真ん中に置きます
 片方の手をお腹に もう一方の手を反対の
 膝に置きます

この時おへそとみぞおちを床に近づけるように
お腹に力をいれておきましょう

2 膝に置いている手で円を描くよう  
  に動かします

point
肩や腕を大きく動かすように意識

目線と首も腕を追うように動かす

背中は反らすが腰が過剰に
反らないように気をつける
→お腹に入れている力を抜かないように

3 元の位置に戻ります


5回前後行ったら 反対回しも同様に
行いましょう

反対の手も同様に行いましょう


エクササイズの効果

関節包への刺激による筋緊張の軽減

この運動は肩関節を
可動域一杯に大きく動かします

ちなみに肩関節は人体の関節の中で最も
可動範囲が大きい頑張りやさんです

それ故に肩こりや
五十肩等の怪我 トラブルが多い
関節でもあります


肩の関節はこんな感じで
肩甲骨と上腕骨が関節を構成しています

肩関節を含め人体の関節は
関節包という袋【青い部分】
が骨や軟骨部分を包むことで
関節を安定化させています



この関節包は

今この関節はこの位置にあるよ!
という関節の位置の情報を把握して

情報を身体の司令塔である脳に
送るセンサーの役割もしています


関節包への刺激が少なくなりセンサーがサボると
脳が関節の位置を把握できなくなります

すると脳はとりあえず安全を確保したいので
周辺の筋肉を緊張させて
身を固めるように指示をします

これが肩こりや肩痛の一因になるということです


関節包のセンサーは肩を大きく回す運動をすると
刺激されると言われているので

この運動を行い
関節包を目覚めさせてあげることで
肩こりや肩痛が軽減される可能性があります


またポールを背中(胸椎】に
置いた状態で肩周り背中周りを
大きく動かすことで

ポールを介して胸椎から分枝する
自律神経を刺激することが出来ます

常に身体がダルい 眠りが浅いという方は
自律神経が乱れている可能性がありますので
この運動で整えていきましょう。


注意点

・ポールを腰におかない
→腰が過剰に反ってしまい腰痛の恐れがある

・運動スピードはできるだけゆっくり
→大きく動かしている分怪我のリスクも高くなっています
 速い動きは怪我のリスクを更に高めるので注意が必要です

・呼吸は止めずに行う
→筋肉の余計な緊張を取り除くのに
 更なる効果を発揮します

・肩が痛く90°以上上に上がらない方
→五十肩になると関節包に炎症が起き炎症の後に  
 固まってしまいます。無理に動かすことで
 高い確率で悪化してしまうので
 絶対に行わないでください


普通に生活をしていると
肩の関節を大きく機会はほとんどありません

この運動を通して
肩関節が持っているポテンシャルを
最大限に引き出して上げてください


本日もありがとうございました

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
前田 悠介

治療院
出張専門治療 悠~はるか~ 岐阜院
HP
instagram

ピラティス
名古屋市 東区 東桜2-3-7
東カンビル 2F
HP
Instagram

「関わる方の健康をお手伝い」
を生涯理念に日々邁進しております

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?