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呼吸について2 Note 更新 58日目

おはようございます!
本日は前回の続き
呼吸について書いていきます。

よろしくお願いします。

この記事を読んで頂きたい方
・肩こりに悩んでいる
・気づいたら口呼吸になっている
・口内が乾燥しやすい
・風邪をひきやすい
・仰向けで寝ると肋骨が前に張り出してくる

前回現代人の呼吸が乱れている方は
呼吸の回数が増えてしまっていると
書きましたが

呼吸回数が増えてしまっている方の
特徴として

口呼吸


肋骨が前に張り出す
リブフレアという姿勢


写真左

があるよというお話でした


口呼吸の弊害

口呼吸が良くないということは
何となくイメージが湧くと思いますが
具体的な問題点を列挙していきます

・風邪をひきやすくなる
鼻には鼻毛生えており鼻毛が細菌やウィルスをキャッチして
体内への侵入を防ぐ役割を持ちます
口呼吸ではそのまま喉に侵入されてしまうので
風邪や病気に罹患する確率が高まります

・虫歯 歯周病になりやすくなる
口呼吸をしていると唾液の分泌量が低下し
口内が乾燥しやすくなります
唾液は弱アルカリ性のため減少すると
口内のPHが酸性に傾きます。
虫歯菌は酸性を好む奴らなので、虫歯のリスクが高まります

・吸気筋の機能低下
皆さんも実際口と鼻で息を吸って比べて欲しいのですが
口呼吸のほうが圧倒的に楽にできませんか?
鼻と比べて口では空気の入り口の面積が広いですし
肺にたどり着くまでの道のりも短いので

吸気時の筋肉や肋骨の動きが最小限で済み
動きが少なくなるということは
筋肉や肋骨は機能低下を起こしていきます

・肩こり 頭痛を引き起こす
メインの呼吸筋である横隔膜や外肋間筋が
働かくなると呼吸の補助筋が代わりを担います

呼吸の補助筋は頸から肩周りに付着する筋肉のため
これらが働くと
いわゆる肩で呼吸する状態になります

走り終わった後のイメージです

もちろんここまでゼーハーすることはないですが
呼吸時に自然と肩が上下してしまう方は
結構いらっしゃいます。

先程も申した通り呼吸の補助筋は
頸から肩に付着する筋肉なので
これらの筋肉が過度に使われることで
肩こりや緊張性の頭痛を引き起こす可能性が高まります


リブフレアの弊害

・腹筋群の筋力低下
リブフレアの肢位を専門用語にすると
肋骨が外に回旋する肋骨の外旋といいます
外旋の反対が内に回旋する内旋という肢位です
内旋方向に動かす筋肉が腹筋群なので
リブフレアの方は常に肋骨が外旋しており
腹筋群が筋力低下に陥ってしまいます

・背筋群の過緊張 腰痛
改めてリブフレアの写真を見てみましょう


お腹が前にでて腰が反っていますよね
腹筋群の筋力低下を引き起こしていると
反対側の背筋は過剰に収縮して緊張しています
結果的に背中が張ったり 腰痛といった
症状を引き起こす可能性が高まります

以上のような症状を引き起こす可能性があるので
口呼吸かも。。。
鏡で見たらああいう姿勢になってる。。。

という方に向けて
次回呼吸が適切に出来ているかのチェックと
改善エクササイズをお伝えしていきます

本日もありがとうございました


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前田 悠介

治療院
出張専門治療 悠~はるか~ 岐阜院
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ピラティス
名古屋市 東区 東桜2-3-7
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「関わる方の健康をお手伝い」
を生涯理念に日々邁進しております

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