なぜ犬のごはんに手作り食を選んだのか
ペットショップへ行くと、国内製品から海外製品、安価なものから高額なものまで、さまざまな種類のペットフードが販売されています。
はじめてペットフードを選びに行ったところ、何を選べばいいのかわからない。
結局、ペットショップの店員さんが勧めてくれた高級フードを買って与えていました。
まずは、ペットフードについてまとめてみようと思います。
1.ペットフードの歴史
最初にペットフードとして販売されたのは、イギリス在住のアメリカ人。
犬用のビスケットが始まりだそうです。
当初は便利さや低価格を優先した低品質なものでしたが、
栄養学が発達し、ライフステージやライフスタイルに応じたペットフードがたくさん販売されるようになりました。
最近は、ヒューマングレート(ヒトの食品として流通している食材など)やオーガニックの原材料が使われるなど、日々進化しています。
2.ペットフードの種類
ペットフードの種類とてして下記の5種類があります。
ドライフード
セミモイストフード
ウェットフード
冷凍フード
フリーズドライフード
1.ドライフード
水分保有率は3~10%。水分が少ないため常温での長期保存が可能です。
高温での調理のため、殺菌効果は抜群ですが、熱に弱い栄養素は損失してしまいます。
そのため、冷めてから熱に弱い n-3脂肪酸オイルやプロバイオテクスや嗜好性アップの目的のフレーバーなどがコーティングされます。
2.セミモイストフード
水分保有率は15~30%。水分量が多いため、殺菌やカビによって劣化しやすく、開封後は乾燥すること等から、保存料や湿潤剤が添加されていました。
最近では、保存料や添加物不使用で、原材料にこだわった製品も多く販売されています。
3.ウェットフード
水分保有率は60~85%。缶詰やアルミトレイなどの形状があります。
密封容器に入った後に、加熱殺菌するので、酸化防止剤や保存料を使用していません。
本物の牛肉や鶏肉などが調理されてるものは、お値段も上がる傾向にあります。
4.冷凍フード
生の食材がそのまま冷凍されているものや、栄養バランスを考えて調理してあるもの(ハンバーグ等)などがあります。生食はうまく消化できなかったりする場合もあるため、初めて与えるときは注意が必要です。免疫力が低い子犬やシニア犬などには慎重にあたえましょう。
5.フリーズドライフード
食品中の水分を冷凍して、真空滅圧状態で氷を気体にして乾燥させる製法のことです。水やぬるま湯でほぼ元の状態に戻ります。
乾燥させていることで、生菌が存在できるようになったため、水で戻した後は、生食と同じように、食べ残しは速やかに処分する必要があります。
なぜ犬のごはんに手作り食を選んだのか
たくさんあるペットフードの中から、我が家のわんこに合うフードを探してみたものの、
『納得のいくフードが見当たらない。』
一生懸命、選んできても、決まった時間にご飯を出しても寄ってこない。
仕方なく、フードはいつでも食べれるようにお皿に盛っている状態。
そんな時に、表森朋子さんの『犬ごはんの教科書』に出会いました。
この本を読んで私が思ったこと。
「犬のごはんは手作りしてもいいんだ」
犬は、ペットフードを食べるもの。
確か昔は、ペットフード以外を与えてはいけないんだ。(と教えられたように思う・・・30年も前だけど)
総合栄養食だから、他の物は与えないでね。と普通に病院で言われてた。
俵森先生の本を読んで、びっくりしたのと、わくわくしたのを思い出します。それからはずっと手作り食。
初めはフードにトッピングから始まり、今は完全食。もう1年以上になります。
手作り食にする利点は
原材料がわかる
旬の食材が使える
体調に応じて、食事内容を変更できる
なにより一番は
『美味しそうに、ものすごい勢いで食べる!!!』
これに付きます。
あれだけ、フードを食べなかった子が、ご飯が待てないと
作っている端から ぎゃんぎゃん 吠えまくります。
『早くちょーだい!』
とでも叫んでいるように。
手作り食は、手間がかかるといえばそうなりますが、それ以上に、作り手側にも喜びがあります。
それと同時に、その食事だけで身体をつくっているという責任もあります。
現在、食事についてもう少し知識をつけたいと、今年52歳で食に関する資格取得をめざすことにしました。
さて、どうなることやらですが、がんばってみたいと思っています。
初投稿。こんな感じでよかったのかしら?
ご覧いただきありがとうございました。
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