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探る 01. | 100年カレンダーで人生を振り返る

自分がやりたいことがわからない、
自分の理想の人生や暮らしを描けない、
自分のことをあまりよく知らない、
自分軸をどうやって見つけたらいいかわからない、

こんなことをずーっと思っていたこの頃、

”過去を振り返ること”で、
このような悩みが解消されるのではないかと思い、
この本を手に取りました。

『一度しかない人生を「どう生きるか」がわかる100年カレンダー』

私が考える、過去を振り返るとは、
履歴書を書くように、自身の学歴や職歴を
ただつらつらと書き出すことではありません。

”自分を大切にする”とは、
自分の思いを言葉にしたり、実現したりすることだと思っています。

ではその、”自分の思いを知る”には、
まず自分をよく知り、
自分を受け入れること(自己受容)、

これができて初めて自分を大切にでき、
身の回りの家族、友人、
そして社会へと思いやりの輪が広がっていくのだと思います。

では、自分を知るには、今の現状だけを見てみて、
感じることを書き出してみても、
それが本当の自分なのか、いまいち確信に思えることがありませんでした。

そこで、自分がしてきたことや、
選択してきたこと・もの、を振り返ってみると、
そこにどんな判断基準があったのか、自分で探ることができます。

”長所がない”なんてことは、ない

過去の出来事を振り返った時、
成功したか、失敗だったかは、あまり重要ではなく、

その時どんな心構えでそれに取り組んだのか、
どんなことを大切にし、
どんなことに気をつけていたか、

成功よりも失敗から学ぶことが多いのは、
成功するとあまり見えてこない、
どんな原因でエラーが出て、
どんな改善をしたらよかったのか、
などを考えるきっかけが生まれます。

失敗をネガティブに捉えてしまうと、
その辺が見えなくなり、
感情的に”失敗した”と処理してしまうと、
その当時の思いや、試行錯誤が見えなくなってしまう。

次へのヒントを蔑ろにすると、
同じ過ちを繰り返してしまうことにもなります。

歴史から学ぶということは、
教科書に載っていることばかりから学ぶのではなく、

他人基準ではない、自分の経験から学ぶことで、
自身の得意と不得意が見えてきたり、
信念(自分軸)が見えてきたりするはずです。

過去の出来事も”捉え方次第”で、
今の自分にプラスにも、マイナスにもなりえますよね。

なぜ?の自問自答が大切

小学生の頃に熱中していたこと、
中学生の頃に入った部活や参加した課外活動、
高校生で選択した進路、
大学生・社会人となって経験したさまざまな出来事、

なぜそのような選択をしてきたのか?
経験してどうだったか?

ただ単純に、
好きだから、
いい経験だった、

の続きに、
例えば、他の選択肢を全く考えなかったのか?
止むを得ずの選択だったのか?

精一杯取り組んでいたのか?
または後悔はなかったか?

というような、
何(What)に取り組んできたか、
よりも、
どのように(How)取り組んできたか、

を思い出すことをします。

それらを踏まえて、

今後はどう取り組んでいくのか、
何を大切にしていくのか、
どう生きるのか、


といった、自分なりの方向性が見えてくるんだろうなと思います。
(時間はかかるかもしれません。)

終わりに

私は、あまり論理的思考ができるタイプではありませんでした。
小さい頃から夢を持つタイプでもありませんでした。

感情的に、好き、嫌い、よかった、よくなかった。
そこにはちゃんとした理由がないことが多かったように思います。

運良く楽しめたこと、成功したことばかりを自分の思い出として、
失敗したことには蓋をしていました。

失敗を自分のものとして受け止め、

うまく行った自分も、うまくいかなかった時の自分も、
全部が自分なんだと、

思えるようになって、やっと
自己受容ができてきたなと実感しています。

ここに書いてきたことは、私の個人的な感想です。

100年カレンダーはステップバイステップで、
(まだ取り組み途中ですが)
自分史を振り返っていく中で、
今後の方向性が見えてきそうな気がしています。

これが自分らしさ、自分らしく生きること(個性)の発見に繋がるのかな、とも思っています。

みなさんも取り組んでみて、
感じたことがあればぜひシェアされてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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