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『歌詞作りワークショップ』で心が震えて浮かんだ、ことばのつぶたち【エセ・エッセイ024】

5月某日。
お世話になったボイスコーチのケイさんからお誘いいただき、『心震える人生を送るための歌詞作りワークショップ』に参加した。

そこで思ってもみないほど心が震える体験をしたので、この体験を誰かに伝えたいと思ったのだけど、まさにそのときの体験を通して「きれいに整えた言葉にする必要はないし、したくない」と感じたから、当日のメモをもとに感じたままの『ことばのつぶたち』をここに残しておきたい。

解説も含め、もう少し詳しいことはポッドキャストで語ったので気になる方はどうぞ。作成した歌詞の朗読もしてみたよ。

ポッドキャストはこちら↓

当日の余韻に満ちたポスト↓

ワークショップの詳細はこちら↓

歌詞作りのための対話で

互いの世界をほんのひととき、ともに味わうためのかかわり
人間だからできる、対話と「かかわり愛」のダイナミズム

心が震えたのは共鳴したから
誰かのふと発したことばによって心が動かされたり
生きてきたこれまでの人生をほんの少しだけ共有しあえたり
温度のある視線でただうけとめてもらえたり

そんなことが味わえたから、完璧さとかカッコよさとかどうでもよかった
ただ感じたことを出せた、出していいと思えた
評価やどう思われるかを気にせずにいられた

休憩時間の公園で、自分のなかに耳を澄まして

スマホのカメラが壊れていたおかげでかたちに残せなくて、だからこそ
なんか木が、わあフカフカしてる、変な形ってそれだけでふふって笑えて、だけど誰かに伝えるとなるとこれをかたちに残して、
かたちのいい言葉にしないといけない

ずっと、その場でなにかをかたち良く言えないことがもどかしくて
どうにか整えれば整えるほど感じたそのままからは遠ざかった

だから、誰かに伝えるためじゃない、自分のための言葉を綴ろうと思った
ずっとかけてほしい言葉を探している自分のために
それが歌う詞(ことば)になるだろう予感がした

音に沿わせる前の言葉たち

誰にも伝えない言葉を綴ろう
いつも、だれかのための言葉ばかり口にしてきたから
自分だけがこっそり面白いみたいな
そんな言葉を

自分を大っぴらに愛することが
やりにくい世の中だ
愛はソトにばかり向いて発揮されていて
消費されるばかりで

僕は僕を幸せにしてやりたい
昔はそんなこと考えるまでもなく
僕は僕で幸せだった 

僕には愛が必要なんだ
飾った言葉なんかいらない
ただ思いっきり自分が思いついた面白いことを大笑いしてやりたいんだ
ただそれをしてやりさえすれば良かった

誰かのためじゃない、ただ僕のために
それをしてやりさえすれば良かった

(そうして出来上がった歌詞はこちら)

それが愛だってのさ/だーやま

誰にも伝えない ことばをつづろう
誰かのためばかりだったから

笑ってやりたいんだ
オモロいって そのまま
あの頃 そうできてたみたいにさ

ただボクは そうしてやりさえすればよかったのさ
ボクのために

こぼれ話

歌ってみたら「ロックだね」って言われてびっくりした!
言われてみると確かに、じつは熱い展開に弱かったりカッコいいかどうかって判断軸があったり…なにかと自分にはロックな部分があるのかもと興味深かった。

でもその『ロックマインド』が自分自身に恥ずかしいこと、カッコ悪いこと、ダサいことを許さなかったりして、それはそれで苦しいときもある。
ロックな部分とはうまく付き合っていきたいね。

歌詞作りワークショップについて

なお、このワークショップはパワーアップして『マイ・ライフソング・リトリート』として生まれ変わったそう。
なんか惹かれる…!て人はぜひ、人生最高の思い出づくりを。

おわり


X(@Da_yama_Da33) では主に本業のセッションについてのことや、日々の生活について短いエセ・エッセイもどきを発信中

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