僕はコーチングに魅了された。
2019年、大げさな表現ではなく、人生が変わった感覚がある。
この1年で自分に起きたことを真剣に振り返り、思ったことは
「変わる」ことって実は
そんなに難しくないかもしれん。
ってこと。
コーチングに魅了された自分が1年考え、実験し続け、
行き着いた持論「人が変わるために必要なこと」と新しい挑戦についてまとめました。
3分ほど、お付き合いください。
コーチングで起きたインパクト
2019年、独立して1年半が経った頃、
あまりにも思うように進まない会社経営と人材マネジメントに
心と身体が疲れきっていました。
プライベートでは幸せなことに、子どもを授かりましたが
会社の状況と、父になるプレッシャーから、不安に覆い尽くされ
自分に起こることすべてが、ネガティブにしか捉えられず
負の感情で心はいっぱいになっていました。
日々イライラし、そんな自分を、また自己嫌悪し、何もかもが上手くいきませんでした。
家族や仲間にも優しくできない、自分らしくない、非常に生きづらい毎日でした。
そんな中、友人の声掛けで「コーチング」に出会います。
半年後には、①自らの感情をコントロールできるようになり、
さらには、②自信と自己肯定感を持つことができていました。
「しゅ、しゅごい・・・!!」
「コーチングとは一体なんなんだ」
あまりの衝撃にコーチングの謎を解明すべく、また自分も大切な人の力になれるスキルを身に着けたいという思いから、コーチ養成講座に通い始めます。
変化を生むコーチングの原理
コーチングを受けて、自分の変化を改めて分析すると
①自ら「気づく」
②自ら「描く」
③自ら「決める」
④自ら「動く」
の4つのプロセスがグルグル回っているんだな、という整理に至りました。
かつての僕は、
①会社経営が上手くいかないことを、心のどこかで「自分のせい」にしたくない、自分が凡人だと認めたくないと感じていて、無意識にビジネス構造や仲間の問題にばかりフォーカスしていると気づき、
②「ありのままの自分を、自分自身で認めたい」「その上で凡人として、どう叶えたい目標を達成するかを前向きに考えれる自分になりたい」と、未来を描き、
③そのために「人と比べてしまう癖」をなくすために、毎日自分と向き合う習慣をつくり、自分を褒める!と決め
④それを愚直に、まずは一日一行の振り返りログから、一歩一歩、行動に移し続けました。
するとまた、新しい①自らの気付きが生まれ、②③④と続きます。
ちなみに納得感やエネルギー量の観点から、この「自ら」というのが最重要なことで、
「自ら」気づき、描き、決めて、動くことを
傾聴や問いなどのコミュニケーションによって
滑らかにするのがコーチング
だと、自分の中で整理しました。
もう1つ忘れてはいけないのが、③決める→④動くのコミットメント。
自分との約束事が、他者との約束事になることで、人の弱い意志力を支えてくれる。これもまたコーチングの偉大な効果だと思っています。
コーチングスキルが英語以上の
社会人基礎スキルとなる未来
「コーチングがなぜ人の変化を生みうるのか」は、なんとなく感じてもらえたんじゃないでしょうか。
もう一つ仮説を重ねると、
コーチングスキルは英語などの言語スキル以上に
社会人が当たり前に持つべき基礎能力になると考えてます。
長くなるので、詳しい話は省略しますが、
・人間間のコミュニケーションの重要性はこれからも変わらない
・むしろコーチング的コミュニケーションは個が多様な選択ができる時代においてますます重要になる
・コーチングはスタンス、言語はツールなので、コミュニケーションスキルの主従においてもコーチングスキルはより基礎的なものとなる
と、睨んでます。
誤解を招かぬようにお伝えすると、プロのコーチングレベルを10だとすると、社会人の基礎になるのは1〜2レベルくらいイメージでお話してます。
自分もコーチング講座に通って、100人近くのセッションを通して、やっと10段階中レベル2くらいになったかな?ってくらい、コーチングというのは、奥深いものです。
コーチングをすごくリスペクトしているからこそ、簡単に得られるものではないという大前提をお伝えした上で、それでもレベル1〜2のスキルは全員が持つべきものになっていくだろうと推測してます。
余談ですが、コーチングスキルは夫婦関係や友人関係も良好に変えます。
自分は妻とコーチング的に対話することで、二人で創る家族像や、今の感情などについてちゃんとシェアできるようになりました。
友人からの仕事や恋愛の相談も、かなり力になれるように。
(聞き上手はモテるので男子にとっては超モテスキルになると思います。)
コーチング体験の普及
コーチングに人生を変えられ、魅了された自分の考えは
「①全員マイコーチを持つべきだ!」
「②コーチング的コミュニケーションはみんなが学ぶべきだ!」です。
ただ、コーチングを受けることは、高価な自己投資でもあります。
1時間のセッションに8000円〜30000円ほどの費用がかかります。
コーチングは受ける側のスタンスや姿勢もかなり重要で、
人によっては、1ヶ月に1度の頻度では、変われない方もいると思います。
コーチングが高いのは当然で、何百時間もの学習と訓練をした方が、
全くこれまで関わりのなかった人の未来を本気で信じ、応援し、
家族や恋人と過ごすこともできた1時間を、あなたのためだけに使うわけなので、これくらいの費用感が妥当です。
「なんとか仕組みで、コーチングと同じ体験(先程の①〜④)を安価で提供できないか」
「コーチング的コミュニケーションを、実践を通じて学べる機会を創れないか」
そこでこの半年間、コソコソと実験を続けてきた新しい挑戦が、リクラスというサービスです。
仲間と一緒に取り組むことで自分一人では実現できない目標・目的を達成できるリフレクション&コーチングコミュニティサービスとなっています。
自分との約束にコミットするコミュニティサービス
このサービスでは、週に1度1時間、zoom上に2〜30名が集まり、内省(振り返り)とグループセッションを行います。
先程の「①気づく」「②描く」「③決める」を内省とペアセッションで行い、「③決める」〜「④行動」のコミットメントを仲間とお互いに約束することで、行動を後押しします。
これを週に1度繰り返し、さらには日々の記録や励まし合いはSlackで行っています。
残念ながら、人間の95%は、意志が弱く、自ら決めた行動にコミットできません。これは、僕らが弱いんじゃなくて、脳の構造に問題があります。
しかし人は、自分との約束を破り続けると、自信や自己肯定感が低下し、次第に、自分で自分の可能性を諦めるようになり、ネガティブスパイラルに没入していきます。
このような脳の構造的問題を乗り越えるためには、身を置く環境にいくつかの工夫が必要です。
その工夫こそが「他者と約束をする環境」と「内省機会」です。
逆にいえば、これさえあれば人はちゃんと変われる。
「他者との約束をすること」はコーチングの③決める→④動くの話と同様です。本サービスの半年間の実験結果でも「適度な緊張感がある他者との約束」が人の行動の後押しをすることがわかりました。
人気Youtuberのまこなり社長も「緊張感のある他者との約束が重要」と話していらっしゃいます。
そして半年間の実験でもう一つ、「心理的に不安定な状態」が挑戦や行動を阻害することもわかりました。
思えば当然ですが、新しいことへの挑戦するは、心に余裕が必要です。
仕事がパツパツで忙殺されまくっている。
家族と喧嘩してモヤモヤしている。
彼女に「今日の夜、時間ある?話たいことがある」って言われてソワソワしてる。
こういった状態で新しい挑戦をやり切ることは、非常に困難です。
本サービスは、内省とペアコーチングにより「他者との約束」と「心の余裕」をつくる環境を提供することで、自分が決めた行動へのコミットを支援しています。
心の余裕をキープし、小さな約束を守り続けることで自信をつけ
少しずつ描く目標が大きくなっていく過程をこの半年で何人もみてきました。
・新年、新年度などの「仕切り直しのきっかけ」を逃した人
・3日坊主が習慣化してしまった人
・ネガティブな自分を変えたい人
・「明日から本気出す」詐欺を続けてきちゃった人
・自分の可能性を諦められない人
今、勇気を出して動くか、動かないかで
自分の未来を変えるかもしれない。
最後は宣伝になりましたが、自分はコーチングという体験を通じて、人生が大きく好転した人間の一人です。
弟にもマイコーチを紹介するほどに、効果を実感しています。
自分が創っているサービスは「自分を変える」新しい選択肢として、コーチングと共存する形で広げられたらいいなぁと思っています。
・心理学や行動科学の専門家の先生方
・コーチングのマッチングをされてる会社様
・コーチングの講座や研修をされている会社様
・フリーでコーチをされている方
・熱い思いを持った転職エージェント様やキャリアコンサルタントの方
・カスタマーファーストのファイナンシャルプランナーの方
今後、深く連携させてもらいたいと思っていますので、何卒宜しくおねがいします。
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