"コーチング"で変われない人の構造
こんにちは、リフレクション&コーチングコミュニティ『リクラス』を運営しています、たまだいです。
本日は『コーチングで本当に人は変化するのか』について整理してみたいと思います。
こんな方にオススメ!(読んでほしい!)
・コーチングサービスの利用を検討されている方
・コーチングで上手く変われなかった方
・コーチングってそもそも何?という方
・コーチング利用してるけど変化が緩やか過ぎん?って方
なぜコーチングが注目されるのか
テクノロジーの進化によって個にスポットライトが当たり 、人は「自由な働き方」 「多様な生き方」 を選択できるようになりました。
「選択できる」とは言いようで、自ら正解を定義し、最適な選択をしなければならなくなった、とも言えます。
また同時に、不確実で未来が読めない時代になり、残念ながら国や企業が個人の未来を守ってくれるという幻想も消えつつあります。つまり、僕たちは自分の力で自分の未来を切り開いていく必要が生まれてきました。
ここでみなさんに質問です。
『これまでの人生、自分の意志や本心と向き合い、自分で道を選択してきましたか?』
この「問い」に自信を持ってYESと応えられる人は決して多くはありません。
個の時代、不確実な世の中になった今だからこそ、
・自らで理想やゴールを描くこと
・それに向かって行動すること
・自身の人生のコントローラーを自分で握ること
が求めらるようになり、その一助として、企業や社会、教育機関などでコーチングが注目されるようになったと言えます。
コーチングで人は変われるか?
さて、ここからが本題。コーチングは本当に人を変えることができるのか、について斬り込んでいきます。
まず伝えたいのは『コーチングで変われるかどうかは、自分次第だ』という元も子もない結論。
言い換えれば、コーチングで変化が起きる人とそうじゃない人がいるということ。
ちなみに僕はコーチングで人生を変えられた一人で、コーチングを受ける前は絶望的に苦しかった中、コーチングを通じて、多くを自覚し、意識や行動が変わり、自分を在りたい状態に近づけることができたと思っています。
※詳しくはこちらの記事『僕はコーチングに魅了された。』にまとめてます。
ではなぜ、自分はコーチングで変化できたのか。
「コーチが凄かったから」という前提はありつつ、何よりも大きい要因は、①行動を変えることができたことと②内省習慣を身に付けたことが大きく影響しています。
これら2つが身についたからこそ、自分は「コーチングで変われる側」になれたのだと思います。逆に言えば、これら2つ(特に①)を得られなければ、ただ「話してスッキリ」という体験しか得られないというのも、コーチングが持つ事実だと思っています。
では次にコーチングで自己変革するのに、なぜ①行動を変えることと②内省習慣を持つことが必要なのかについて整理してみます。
コーチング成功者に起こっているサイクル
話を理解しやすくするため、そもそも『コーチングの価値』とは何かから整理します。
コーチングの価値とは「自分を変えてくれることだ!コーチングを受ければ変われる!」...そう思っている人がかなり多い気がします。が、全くそうじゃありません。
コーチングは「自ら」気づき、描き、決めて、動くことを傾聴や問いなどのコミュニケーションによって滑らかにするものです。
言い換えれば、内省を促し、深めることを支援することで行動変容のきっかけをつくるもの、とも言えます。
コーチングを活用し成功している人は、気づく→描く→決める→動くというサイクルを回し続けています。
コーチの関わりによって質の高い「気づく→描く→決める」を行い、それをしっかりと実行(動く)することで、人は変化するわけです。
しかし、この「動く段階」は、コーチが月1度のセッションではカバーしにくい部分でもあります。ライザップや英語コーチングなどは毎日の行動管理を行うことで、この「動く」を徹底させていますね。だから結果が出るわけです。
つまり、コーチングで変われない人は、この「決める→動く」の部分を自分でしっかり回せていないために変化が起きにくいという構造です。
もちろん、この行動を促すことにコーチングの価値があるという前提はあるものの、結局のところ最後は自分でしか自分の行動を変えることはできませんからね。
「言われてみれば確かに、コーチングを推す人って経営者とか、そもそも自走力が高い人が多いなぁ…」って思いませんか?
自分は「だからコーチングってエグゼクティブ層への提供からスタートしたんか」と妙に納得しました。
見逃しがちな、もう一つの課題
ここまでお話した「決める→動く」を自分で実行しきれない、という課題に加えて、もう1点、コーチングで人が変化しきれない理由があります。
それが、セッションで掲げた目標や行動計画を自ら軌道修正できないから、です。
当然のことですが、皆さんは掲げた目標以外にも、仕事や家庭などやらなければならないことがたくさんあります。仕事の都合、パートナーとの人間関係など、様々な外的要因があなたの目標達成のプロセスに影響を与えるわけです。
本来であれば、状況に応じて、自ら内省し、軌道修正しなければなりません。
つまり、気づく→描く→決める→動くという大きなサイクルを回すために、小さな気づく→描く→決める→動くを回す必要があるということです。だから、内省習慣(自ら気づいて、描いて、決める習慣)が大切なんです。
コーチングで立てられた目標は、コーチの力もあり「自分の可能性をより信じられる状態」になり、バフがかかっています。そのため、これまでは自分では掲げなかったような大きくストレッチした目標が設定されやすいんです。もちろん、これそのものは悪いことではありません。が、より強い軌道修正力が求められるようになるということです。
一度、ここまでをまとめます。
本記事の主張は
コーチングで変われる人は「自ら決めたことを実行できる力があること」と
「自ら内省習慣を持ち、軌道修正できること」を満たしている。
ということ。
逆を言えば、これらが得意でない人は、話してスッキリで終わってしまい、コーチングのポテンシャルを活かしきれていないといえます。
決めたことできない...振り返り習慣がない...そんな私はどうすれば?
ここまででコーチングで上手く自己変革できない人の構造をまとめてきました。コーチングが持つ課題感を指摘する内容にもなりましたが、個人の見解として、コーチングはめちゃくちゃいいんですよね。本当に自分は人生が変わりましたから。
ただし、コーチングを活かすためには
・自ら行動し続ける力、行動を変え続ける力
・自ら振り返りを行い、行動や目標を軌道修正する習慣
が必要だというのはここまで話した通りです。
ゆえに僕は提案したい。
共にコーチングを受け、そこでの気づきやアクションを共有し合い、実行を約束し合える仲間を持ってほしい。
週に一度でもいいから、内省することを生活習慣に組み込んでほしい。
コーチングは仲間や内省習慣を組み合わせるだけで、劇的に効果を伸ばすと確信しています。これは2年間、リクラスを運営してきて自信を持って言えることです。せっかくお金を払うんです。変化を起こすための環境を整えましょう。
(ここからは少し宣伝になります。抵抗感がある方は♡を押してそっと閉じて下さい。)
ここまで話した見解を元に、新たに「リクラスコーチング」というサービスをスタートしました。
月に一度のコーチングセッションに加えて、下記の強みがあります。
「気づく→描く→決める」を支える仕組み
・みんなで集まり、内省する場
リクラスでは毎週日曜日と月曜日にウィークリーセッションというものを行っています。参加者はこの場で1週間を振り返る内省を行い、希望者は内省の後、他の参加者と内省結果をシェアしたり、お互いに問いを立て合うことでより内省を深めたりしています。
・内省を深めるツール
実は内省というのは、とてもスキルが必要なものです。難しいからこそ、コーチの関わりを利用するわけです。できる限り自分自身でも内省を深めてもらうために、リクラスでは内省シートというものを用意しています。こちらは国内におけるリフレクション(内省)の第一人者である熊平美香氏に監修いただいた最高のツールとなっています。
「決める→動く」を支える仕組み
・行動を記録する場
slack上でご自身の行動記録を取っていただける場を提供しています。そちらの記録はコーチも閲覧し、コメントやアクションを得ることができます。
コーチから見られているという状況が良いプレッシャーになり、実行への後押しになります。
基本的にはコーチからしか見られないように設定していますが、クラスセッションなどで出会ったメンバーにオープンにすることも可能です。刺激し合える仲間が増えると、更に実行へのモチベーションが高まります。
リクラスコーチングはまさに
・自ら行動し続ける力、行動を変え続ける力が必要
・自ら振り返りを行い、行動や目標を軌道修正する習慣
を得られるサービスになっています。
コーチングの力、リフレクションの力、コミュニティの力をすべて集結した、本当に自分を変えていけるサービスかと思いますので、ご興味がありましたら、まずは無料面談にお問い合わせ下さい。サービス内容についてもご説明させていただきます。
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