転職活動へのChatGPT活用法【職務経歴書作成編】
本日は、前回に引き続き、話題のChatGPTを転職活動に活かす方法を解説したいと思います。
今回は、職務経歴書作成への活用法です。
今後もこのような流れで更新予定です!
動画の解説はこちら。
<職務経歴書作成への活かし方>
ChatGPTをどのように職務経歴書の作成に活かすのか。
結論、文章の叩き作成に役立てましょう。
職務経歴書の作成に活かすという観点でChatGPTで色々実験をしてみましたが、すぐ活用できそうなのがこのあたり。
(会社概要の整理)
職務要約の作成
自己PRの作成
志望動機の作成
まず()付きの会社概要の整理についてですが、職務経歴書には所属している、もしくはしていた企業の
設立
資本金
売上高
従業員数
事業内容
について記載します。
こちらはBing AIチャットを利用したほうが正確な情報が出てくるため、企業分析編でお話させていただきます。
活用法の本番はここから。
<職務要約の叩きをつくる>
まずはChatGPTで職務要約の叩きを作成し効率化しましょう。
職務要約というのは、職務経歴書の冒頭にある、これまでの職務経歴を要約した文章ですね。
まずは私が実験したものをお見せします。
最低限の条件を加えて、「下記の情報を元に、職務要約を作成してください。」という入力と箇条書きでこれまでの経歴をサクッと入力してみました。
すると、このように職務要約を作文してくれました。
これをそのままコピペできるレベルではありますが、微妙に日本語が美しくなかったり、強調したい部分が違ったりするので、あくまで叩き台として最後に確認とブラッシュアップをおすすめします。
他にも色々と条件を付け加えることでよりよい文章作成も実現可能ですが、あくまで「叩き台をつくる」を目標にしてほしいと個人的に思ってるので、これくらいの条件で良いかと思います。
▼入力する内容(全動画のChatGPT活用術をまとめたものは公式LINEで配布しています。)
#条件
・400字以内でまとめること
・丁寧語で文章作成すること
・論理的でわかりやすい文章にすること
# 要望
下記の情報を元に、職務要約を作成してください。
・大学卒業後、〜
・
・
・
<自己PRの叩きをつくる>
次は、自己PRの叩き作成です。
通過する職務経歴書には、相当キャリアエリートじゃない限り、必ず自己PRが記載されています。
この自己PRの叩きづくりにも、ChatGPTが活用できます。
自分の強みが整理されていることが前提になりますので、まずは強みの整理からしなきゃって方はこちらのChatGPT活用法【自己分析編】をご覧ください。
ではこちらも、まずは私が実験したものをお見せします。
「下記の強みと具体的なエピソードから自己PR文を作成してください。」という要望と、強みと具体的なエピソードを箇条書きでサクッと入力してみました。
すると、このように文章化してくれました。
400文字以内という条件が守られていませんが、追加で「400文字超えてんじゃん」って指摘するとさらに文字数を圧縮してくれました。
これを強みごとに実行していくと、PRの叩き文を簡単に作成できるのでおすすめです。ちなみにChatGPTが作成したPR文を、ChatGPTに添削してもらうことも可能です。こんな感じ。
便利すぎます。
▼入力する内容(全動画のChatGPT活用術をまとめたものは公式LINEで配布しています。)
# 設定
・あなたは有能なキャリアドバイザーです
# 要望
下記の自己PR文を、より企業側の評価が高まる内容にするための改善点を教えてください。
(作文されたものをコピペ)
<志望動機の叩きをつくる>
次は、志望動機の叩きを作成してみましょう!
ちなみに中途採用の提出書類において、あまり志望動機の明記を求められることはありません。
企業もあまり求めてはいないですが、志望度が高いほうがもちろん嬉しいですし、伝えてもらったほうが「会ってみたい」と思いやすいのは事実です。
なので、未経験職種への転職や書類がなかなか通過しない人は志望動機を添えることをおすすめします。
ではこちらも、まずは私が実験したものをお見せします。
志望動機というのは、自分の「会社選びの基準」と「企業の実態」が合ってるよ、というプレゼンになるので、私が「会社を選ぶ上で大切にしている基準」と「企業情報」を元に、納得度の高い志望理由を5つ作成してください。
すると、このように自身の考えと企業の特徴を紐付けてそれらしい志望理由をつくってくれます。
ちなみにこれをそのまま利用するのはかなり微妙です。面接で聞かれたときにボロがでるので、絶対にやめましょう。
使い方としては、あくまで発想力を借りるイメージ。
志望理由って、先述の通り、自分の基準と企業の実態の紐付けです。企業の実態をどう解釈するかで紐付いたり、紐付かなかったりするのが難しいところです。
そこのアイデアを借りるイメージでChatGPTを使うとナイスです。
回答を見て、「なるほど、そういう捉え方があるか」と思ったものを見つけて、自分の気持ちも乗りそうであれば叩き台として活用してみましょう。
ちなみに、依頼すれば色々絞り出してくれます。
もう一声!
ChatGPT、最高の相棒ですね。
<最後に>
以上、転職活動へのChatGPT活用【レジュメ作成編】についてお話してきました。
そもそもの考え方を知るためにもこちらの動画もご覧ください。
次回は面接対策編。お楽しみに!
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