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サッカー/野球のトレーディングカード市場。新たなマネタイズ手段の可能性を探る #スポーツビジネス

先日日本国内にて、スポーツチームやアスリート支援サービスとして「whoops!(フープ!)」というサービスがリリース予定と発表されました(リリース予定日は今年6月)。

同サービスを利用することにより、スポーツチーム/アスリートがインターネット上でトレーディングカードを発行することもできます。ビジネスモデルとしては、カード購入金額の90%がスポーツチーム/アスリートに入るモデルです。

スポーツクラブの新たな資金調達手段として、継続的な収益モデルを目指しています。単にスポーツカード販売のみならず、同カード販売に付随して、チーム運営方針に対する投票や特典を付けることも可能とのことです。

今回は、この試み自体が面白かったこと(ビジネスとして上手く行くかは別問題で、ビジネスとしてグロースハック術は思いつきますが本noteでは言及しません)と、そもそも従来から日本や米国ではトレーディングカードゲーム市場はかなりの市場規模となっており、スポーツビジネスの一部として慣れ親しまれてきたことを分析したいと思います。

思えば、自分自身若いとき、「プロ野球チップス」や「Jリーグチップス」を買い、コレクションや友人間でのトレードなどを楽しんできました。好きなクラブの選手が当たった時の喜びは格別でした。

スポーツビジネスとトレーディングカードの関連について買いていきたいと思います。

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・日本におけるトレーディングカード市場概観
 日本のトレーディングカード市場は1,000億円超え
 その理由は●●と●●が牽引
 ベースボールカード/サッカーカードの概観。2種類の市場
 主要プレイヤーはカルビーとBBM
・米国におけるトレーディングカードの歴史
 歴史を遡ると「タバコカード」が源流
 米国におけるベースボールカードの市場規模
・存在感を増すオンラインカード需要
 モバイルゲームで主流となった「カードバトルゲーム」
 スポーツクラブにおけるレベニューシェアモデル
・日本スポーツクラブのオンラインカードへの向き合い方

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