見出し画像

大学生の時に買った講義の参考書籍を卒業して4年経ってから読んだ。

Xにポストしようと思ったけど、140字に収める必要もないかと思って気ままな文字数でnoteに投稿することにする。

大学で心理学を専攻してたときは、一度は大学を中退した手前まわりよりもしっかり勉強しなきゃと思ってシラバスに載ってた参考書籍も講義の理解が深まりそうなものはとりあえず買ってた。この本もたしかサトウタツヤ先生の講義の参考書籍だった気がする。
でも結局は教科書指定された本以外はほとんど読むことはなくて、この本も2回生か3回生のときに買ったっきり1ページも読んでなかった。

卒業しても積読したままの本が10冊弱ある事実にはそこそこ罪悪感のようなものを抱いていたから、一人暮らしを始めるときも実家から持ってきた。ただ、読まないまま4年が過ぎて、きょうそのうちの1冊をはじめて読んだ。

きっかけについては深く言及しないけど、自分や他人の人生について思いふけることがあった。なにかアイデアだったり刺激にならないかと思って、本棚から積読してた本を4冊くらいガバっと取り出して読み始めたのがこの本だった。

結論から言うと本の内容は何の役にもたたなかったけど、読書体験はすごく良かった。ただ想定読者はTEMを用いて質的研究を考えている心理学研究者あるいは大学生、大学院生っぽいので一般的におすすめはできない。

内容を詳しく説明する気はないので、万が一興味があったら買うかキーワードをググって解決してほしい。

僕の理解だと TEM とは人生を図示化する手法であり、成果物自体も指していいと思う。


ここからXで書きたかったこと。ブログって前置きを書くのが大変だなぁ……。

TEMで図示する行為によって問題発見できそうっていう渡邉先生の意見には完全に同意するし、その一方で安田先生の混乱のさなかにある人に適用するのが難しいっていう話もすごくわかる。自分のことをある程度客観視できる状態にある人にとっては、現状把握をエンパワメントする良いツールにはなり得るんじゃないかな。とっつきやすいし、ルールも厳格化されていないからTEMを作成することに重きを置かずに、その制作過程での気付きを大事にしたり、成果物を使って自身やそのグループの理解を深めるのが大事なんだと思う。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?