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クラウドファンディングの原稿案、のお話

CAMPFIREにてクラウドファンディングを挑戦しようと思っています。
下記、その原稿案を添付しています。

*CAMPFIREで公開前のURLを発行して、共有することができました><

クラウドファンデングに投稿するのは、今回が初めて。
いつかやってみたい、という気持ちはずっとありました。

今回、レストランを開業するにあたって、挑戦するなら今しかない、と
まずは原稿を作ってみました。

全然集まらなかったらどうしよう、という不安がもちろんありますが
それはそれで自分自身の現在地の確認と、落ち込むだけで済むので
ご支援いただけた時のことを考えると、ノーリスクで挑戦できます。

とはいえ、やっぱりたくさんの方のご支援を賜ることで、ハード面(設備資金)でもっと良いもの、もっと良いレストランができますので
精一杯頑張りたい、と思っています。

原稿案、ご覧いただければ幸いです。


はじめに・ご挨拶

本プロジェクトをご覧いただきまして、ありがとうございます。

株式会社The Sprout Crew 代表の佐藤 亮祐と申します。

現在、京都市東山区(清水五条エリア)にレストランをオープンすべく計画を進めております。

物件はいわゆる京町家。推定築100年以上の古い建物を、レストランに改装いたします。

町屋の改装は通常のテナント物件の改装よりも費用が必要になりますが、なんとか最低限の資金調達ができました。

しかしその資金内訳はギリギリ。飲食店としてやっとインフラや設備が整えられる内容です。

本来は内装や器、グラス、カトラリーや家具等、お客様が目に見え、手に触れられるものに予算をかけたい。

そこで皆様からのご支援によって調達できた資金を設備資金や運営費に使わせていただきたいと思っています。

レストランのコンセプトや内容に興味を持っていただけましたら、ぜひご支援の程よろしくお願いいたします。

コンセプト=OndoriO

OndoriOとはカクテルの語源の一つ、メキシコのオンドリの尻尾説から生まれた造語です。

メキシコのオンドリの尻尾説とは

カクテルという楽しみ方が世界に広まっていない時代、メキシコの港町の酒場で、ある少年がカクテルを作っていました。

いわゆるビルド、やステアという技法で、グラスの中に氷や液体を入れて、木の枝で混ぜていました。

今はマドラーと言われる道具ですが、当時、少年はその木の枝を綺麗に研いで、

そのビジュアルが雄鶏の尻尾のようであったことから、

コーラ・デ・ガジョ(Cola de gallo=オンドリのしっぽ)と愛称をつけていました。

ある日、酒場にイギリス船員がやってきました。

少年は木の枝でカクテルを作っていると、その珍しいドリンクがとても美味しそうであったので、

イギリス船員が「それは何?」と聞きました。

少年は木の枝のことを聞かれたと思い、コーラ・デ・ガジョ(オンドリの尻尾)と答え、

イギリス船員はそのカクテル(ミクスド・ドリンク)のことをテール・オブ・コック(オンドリの尻尾)だと勘違いした。

以来、ミクスド・ドリンクのことはテール・オブ・コックと呼ばれるようになり、

やがてカクテル(Cocktail)となりました。

このお話はもはや、おとぎ話だと思っています。

ですが、レストランやバーが好きな私にとって、このストーリーから想像できる世界観がとても好きになりました。

カクテルがまだ広まっていない時代に、少年はどんな気持ちでカクテルを作っていたのか。

これとあれを混ぜたら美味しくなるかも、という追求心や、やってみようと挑戦してみる姿勢。

そして、ちゃんと美味しいドリンクを作れる調整力や編集力。

お客様に、美味しそう!と思っていただけるドリンクを作れるスキルがある。

道具をちゃんと綺麗に扱って、自分で愛称までつけちゃう。

カクテル、という楽しみ方が今もなお100年以上愛されるように、当時の少年が新しい王道・定番を作ったこと、新しい普遍なものを作ったということ。

これらの少年の姿勢やストーリー、思いをエッセンスに、体現したレストランを作りたいと思い、OndoriOという言葉を作りました。

Ondorioのエッセンスとは、自由な発想や調整力、ミックスであり、目指すのは新しい王道や定番です。

ブランドコンセプト

新しい王道を作る

自由な発想や調整力、ミックスをエッセンスに、新しい王道・定番を作っていく

OndoriOの料理が5年後10年後、もっと先にも楽しまれている、ということを想像しながら商品開発をしていきたい、と思っています。

やりすぎない、けど新しさがあったり、良い意味で日本らしくない感性があったり、

世界や日本の食文化、食材へのリスペクを大切に、ondorioのジャンルレス料理を作ります。

プロダクトコンセプト

Restaurant with Savory Cocktail

自由な発想や調整力、ミックスをエッセンスに加え、新しい王道や定番を目指すondorioのジャンルレス料理。

食欲をそそり、風味豊かで、料理と一緒に楽しむ醸造酒的な(ワインやビール等)カクテルを

Savory Cocktailと名付け、料理とカクテルをカジュアルに楽しむシーンを王道、普遍、定番にしていく

レストランのメニューについて

具体的なメニューは現在、検討中です。

メニューの方向性や大切にしたいことは上記の通り、美味しいジャンルレス料理が楽しめるレストランを実現いたします。

料理はアラカルト(単品)でお楽しみいただけますので、価格帯もさまざまです。

いわゆるビストロやトラットリアのような、好きなものをご注文いただけますスタイルです。

場所・物件について

場所は京都市東山区上棟梁町122-1。

そこは京阪清水五条駅や七条駅から徒歩7分ほどの場所で、豊国神社や国立博物館のすぐ近くにあります。

出会った物件はいわゆる看板建築といって、ファサードは防火素材で覆われ装飾された町屋でした。

100年以上経過していると推定される物件、

迫力のある火袋に、風合いのある土壁、キャパシティも申し分なく、防空後の名残もあり(土で埋められている)歴史やストーリーを感じる物件です。


やはり町屋は、インフラや防火設備を整えるだけで予算を大きく圧迫します。

あれもこれもやりたい、という気持ちはあるのですが、もちろん資金には限界があります。

それでもやっぱりondorioのこだわりを表現できるこの町屋が良い、と思いと決断いたしました。

レイアウトとデザインについて

席数は最大20席。カウンター席と大テーブル席、どちらも魅力があるように設計します。

店内は東西の火袋と吹き抜けのモダンガラスから自然光が差し込み、気の良い空間に。

大きな大テーブルとカウンターは黒川鉄板を採用予定です。

Ondorioのミックスのエッセンスを木と鉄、モダンガラスを組み合わせることで体現します。


オープンについて

オープンは9月末ごろから10月頭を想定しています。

まずはプレオープン期間をを1ヶ月ほど設ける予定です。メニューの数を制限したり、ご予約数を制限しながら、オペレーションを構築し、お客様の感想をお聞きしながら進めていきたいと考えています。

経緯や想い、実現したいこと

わたしたちThe Sprout Crew Inc.は「日本のおもてなしをより良く」というミッションを掲げ、もっと良いサービスや商品を、こんなサービスがあったら、を実現することで、関わる地域や業界の活性化に貢献し、より価値を上げることをビジョンとしています。

2019年10月29日に創業に、飲食に関わるイベントプロデュースやブランド様のケータリング、飲食店の立ち上げのコンサルティングなどに携わらせていただいてきました。

これらの経験やノウハウ、人とのご縁を頂くことで、自分たちでレストランをしたい、という想いが強くなりました。

本物件とのご縁から始まり、たくさんの方からのご協力を賜り、今に至ります。

The Sprout Crewのミッションを体現できる、たくさんの方から愛されるお店を作っていきます。

リターンのご紹介

リターンは飲食店として、シンプルで分かりやすい内容で検討いたしました。

【3,000円:ただただ応援する】*ご遠方の方にお勧めです。

お礼メールをお送りさせていただきます。

【5,000円:5,000円分お食事券】*ご遠方の方にお勧めです。

5,000円分のお料理やドリンクをお楽しみいただけます。(有効期間:オープンより1年)

【10,000円:20%割引カード】

有効期間内は、何度でもご利用いただける割引カードをお送りいたします。

ご本人様はもちろんのこと、お連れ様3名様までサービス対象とさせていただきます。(有効期間:初回ご来店時より3ヶ月)

【20,000円:20%割引カード】

有効期間内は、何度でもご利用いただける割引カードをお送りいたします。

ご本人様はもちろんのこと、お連れ様3名様までサービス対象とさせていただきます。(有効期間:初回ご来店時より6ヶ月)

【30,000円:20%割引カード】

有効期間内は、何度でもご利用いただける割引カードをお送りいたします。

ご本人様はもちろんのこと、お連れ様3名様までサービス対象とさせていただきます。(有効期間:初回ご来店時より1年間)

資金の使い道

レストラン「OndoriO」の開業にあたり、京町家の内装解体や補強、インフラ整備、瓦葺き替えなど、一般的な飲食店開業よりも予算が必要な状態です。

現在のお見積に対する資金調達は、金融機関や日本政策金融公庫からのご融資や、補助金により完了しております。

今回の資金は、よりこだわりたい内装インテリアやグラス、器などに使わせていただきたいと考えております。

*CAMPFIRE手数料にも使用いたします。

最後に

ここまでご覧いただきまして本当にありがとうございます。

正直、クラウドファンディンに挑戦しなくても、レストランの開業は実現できます。

が、自分自身がどれだけ応援されるのか、10万円も集まらないかもしれないし、1万円も集まらないかもしれない。

それを知ることの怖さはあるけれど、自分自身の現状を知る良いキッカケとなる、と今回挑戦することにしました。

皆さまからのご支援をいただくことで、より良い空間、こだわりのあるレストラン、を作ることができます。

必ず、行ってよかった、レストランって良いな、と思っていただけるOndoriOを作ります。

何卒よろしくお願い申し上げます。

店舗情報(住所・営業時間・アクセス等)

OndoriO 下記の内容は変更の可能性がございます。

京都市東山区上棟梁町122-1 京阪清水五条駅、京阪七条駅より徒歩8分

15:00 - 17:00 ape time (ドリンクオンリー)

17:00 - 23:00 dinner time

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


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