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宮部みゆきさん きたきた捕物帖二 子宝船 感想

宮部みゆきさんの新刊 きたきた捕物帖 二 子宝船を購入、一気に読み終えてしまいました^^;

以前に一を読んだ感想を書いてます。

1巻では育ての親である岡っ引き千吉を失った下っ引きの北一が文庫売として何とか独り立ちしていく様が書かれていました。
2巻では、商いの方向をあれこれ模索していく過程で発生した事件に彼が巻き込まれて、それを解決するために走り回りながら、彼なりに世間の機微を学んでいくと言う形。

 初物語やぼんくら 日暮らしと言った宮部作品の江戸物時系列に連なるお話なので、過去のシリーズに登場した人物が本作にも登場してきます。
 回向院の茂七は個人となっていますが、跡目を継いだ政五郎におでこ
直接登場はしませんが、日暮らしのメインであった弓之助もおでこの回想で出てきます。
 北一の相棒喜多次の素性も少し明らかになってきます。

 子宝をもたらすはずの七福神の絵が厄災を招く、また一家毒殺事件といったサスペンス風の展開もあり、ついつい一気読み^^;。

 また時間を見つけて関連作品も読み返したくなりました。


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