おしゃれに興味が無い人がユニクロに行ってはいけない理由
いや、もちろん行って良いんですけどね。
結構前の話になりますが、気づいたことがあったので書いてみます。
昔のバイト先に、オシャレすることに対してあまり興味の無い女性がおりました。
とはいっても、汚い格好をしている訳ではなく、素朴な格好の素敵な方でした。
その方と久しぶりにお会いして話していると、服の話題になり、
その女性はこんなことを言っていました。
「普段着にと思って、安く販売しているユニクロに行ってみたんだけど、何を買っていいか解らなくて、
結局稽古着(その人は舞台女優をやっておられました)になりそうな、スウェットパンツだけ買って来ちゃった。。」
洋服には興味が無く、安く済ませようと思ったので、ユニクロに行った。
→これは至極妥当な理由に思えます。
しかし、僕が思うに、興味が無い人というのはおそらく、自分に何が似合うのか、どれとどれをコーディネートしたら良いのか、というようなことがあまり頭に無いのだと思います。
もしそれが解っていれば、服選びも楽しいですからね。
もちろん、それが良い悪いということではありません。興味の対象は人それぞれですし、いわゆる音痴と同じく、色や配色の良し悪しがよくわからない人も居るという話も聞いたことがあります。
で、
ユニクロは、そういう人が一番行ってはイケないところの1つのような気がしています。
なぜなら、ユニクロにはそういったことを指南してくれるはずの販売員さんが居らず、
サイズから、カラーから、自分が欲しいものを全て自分で選ばなければいけないからです。
あ、販売員さんはいらっしゃるんですけど、ホスト役というよりかは在庫管理等に奔走されているイメージです。
いちいち試着する人について回って「お似合いですねー」などとは言ってくれません(いらっしゃるかもしれませんが、僕は見たことがありません)。
何より、お客さんがそれを望んではいないのです。
お店の規模と、前述の販売員さんの動きによって、ほとんどの製品は、聞かなくてもあらゆるカラー、サイズが既に揃っていて、
「これのLありますか?」
「裏で在庫調べてきます!」
的なやりとりがなく済む。
チャッと行ってチャッと買う、インスタbuy がしやすいです。
コンビニにその性質がよく似ているなと感じます。
同じものが何個も陳列されていて、その中から自分で選んで買う。当たり前のような気もしますが、販売員さんがつきものだった洋服屋さんにおいて、なかなか革命的だったのだと思います。
逆に考えると自分が今目指している健康状態や、体型を維持するのにどういった食事とるべきか。なんてことを指南してくれる販売員さんがいる食料品売り場なんかは、あったらもしかしたら流行るかもしれませんね。
話はそれましたが。。
「ユニクロでいいや。」
なんて良く耳にしますが、実は一番高度なアパレルショップの1つなのかもしれません。
なので、オシャレに興味が無い人こそ、良い販売員さんが居るところに行って、お買い物することをオススメします。
「私なんかそんなおしゃれなところ。。。」って思う方が多いと思いますが、そのための販売員さんですからね。自分らしい服選びをお手伝いしてくださると思います。
販売員さんも燃えるハズです!
書いているうちに、「ユニクロでいいや。」と「良い販売員」にというテーマについても書きたいことが出てきました。
それはまた今度
おしまい。
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