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“若者の車離れ”を考える。

いきなり「警察署に出頭してきました」なんていうパワーワードを放ってみるんですが、その実、交通違反の反則金の支払い期限を過ぎてしまってそれを払いに行ったという、ただそれだけのことです。

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厳密にはそこに支払いに行くわけではなくて、警察署管轄の通告センターというところで再発行してもらって、そこから最寄りの金融機関に払いにいくといった感じです。

免許センターといい、この通告センターといい、車関連の窓口は基本的にアクセスが不便というのは前々から疑問なんですよね…。とにかく、反則金の支払いは迅速に行うのが吉。僕みたいにのちのち自分の首を絞めることになりますよ。
今月中に車検を通すためには今日中になんとか処理しておかなければいけなかったんですよね…。

いやでも、反則金の支払期限って短いと思うんですよ。たしか7日〜10日以内とか? 故意に行ってしまった違反ならまだしも、気づかぬうちに起こしたことに関して、結果的には何もなかったけど駄目なんですよということがほとんどだと思うんです。

僕の場合は、駅のターミナルの一部が進入禁止になっていることに気づかず侵入してしまい、その出口で止められてしまったというもの。
「県外からの人ですか? 結構多いんですよ」
って言われて、え〜初見殺しかよ〜わかんないよ〜くそ〜って、そのときには一応納得はしたんですけど、多いとわかっているならなんで入り口にいなくて出口で待ってるんだ?? っていう感情がふつふつと湧き出して、なかなか心の整理がつかなかったんです。

それに加えて、郵便局と銀行でしか支払えないという不自由さ。これが本当にキツイ。自分が起こしてしまったことに対する代償として大きすぎないか? とめちゃくちゃ思いました。

そんな支払いを終えた道中に思ったのは、こんなめんどくさいことが待っているのなら、車なんて乗らなくなるよなということ。

情報化社会が著しい昨今、効率的なサービスへの需要が高まっていますよね。サブスクとか、ウーバーイーツなどの便利アプリなど。そんな状況下で非効率的な車への需要が高まるのは想像できないですし、ましてや効率化に率先してお金を使う若者が付いてくるはずもないなと。

特に都会では免許を取ってもやすやすと車に乗れるほどお金や施設は充実していないですし、そもそも交通の便が良い。マイナンバーカードによって身分証としての立ち位置も危ぶまれています。営業職とかで新人が車を運転するもんだ〜みたいなことを言えばパワハラ扱いですよね。

いざ運転してみたら違反取られる可能性は極めて高くなって、違反金でお金を取られ、ちょっとごねたらえらいところまで足を運ぶ羽目になる。
若者の車離れが嘆かわしい、っていう意見は若者には酷というか、今の時代に合ってないなと思ったわけです。

それでなんでも温くする必要はないと思いますし、僕が反則金の支払いを遅らせたことを正当化するつもりもないです(←ここ重要)。

乗ってもらうためにはそのための環境づくりが必要という話。カーシェアとかをもっと増やしてもいいと思うんですよね。タクシー業を自由にしてだれでも稼げるようにする…っていうのはいろいろあって駄目なんだっけ??

とりあえず僕からの早急な願いとしては、せめて反則金をコンビニで払えるようにしてほしい。ただそれだけです。運転には気をつけます。

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