自家製焼きおにぎりで豊かな生活を

かつて、僕にとって焼きおにぎりというものは特別な食べ物という認識で、冷凍食品やコンビニで売られている既製品を超えるものを自家製するのことは不可能だと思っていたんです。

後に、根本的に作り方が違うことを知るんですけど、焼きおにぎりの作り方のセオリーとして、白いおにぎりを握り、それに醤油を刷毛で塗って焼いていくというのがありませんか？　
それでも味わいのある焼きおにぎりは出来上がるんですが、味にムラはできるし、なんなら見た目にもムラがでる。

茶色くて香ばしい焼きおにぎりというのは、メーカーが生み出した特別な機械が為せる技なのか？

そんなある日、以下の動画に出会ったんです。

くまの限界食堂さんという方のチャンネルに挙がっていたレシピ。
ここで気づくんですよね。ああ、醤油ご飯炊いて焼けば既製品みたいになるよな…と。
しかも、醤油を塗ったりもしない。炊きあがった醤油ご飯（醤油意外にもいろいろ入ってる）を握って、ごま油を引いたフライパンで焼くだけ。香ばしい焼き目が付いて、既製品の焼きおにぎりのような状態が出来上がるんです。

味もおいしくて、一緒に炊くひとかけのにんにくが結構いい仕事してるんですよね。それを潰して混ぜ込むとパンチのある味わいにもなる。

ちなみに冷凍にもできるんです。あとでチンしても美味しさは変わりません。
冷凍焼きおにぎりが常備されているって、めちゃくちゃ幸せではないですか？

ちなみに、サムネイルの焼きおにぎりが一部強く焦げているのは“焼き”をミスったわけではなく“炊き”をミスったことによるもの。鍋で炊いてるので、火加減をおろそかにしていると強めのおこげが出てしまうんです。炊飯器ならそういうことは起こりづらいと思います。

焼く際には、フライパンはあまり良いものを使わないほうがいいですね。空焚きっぽくなって痛みやすいと思います。僕は鉄パンでやっています。

こうやって出汁につけて食べるのも最高ですよ。

ほんと簡単なので、休日を利用して作り置きしたり、お子さんと作るのもよさそうです。

人のレシピで恐縮なんですが（笑）、一度ぜひお試しあれ！

#イチオシのおいしい一品