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【2022年上半期】今カメラのシステムを組むならNikonをオススメしたい、その理由

Nikon推しの記事はこれまでも散々書いてきてるんですけども、僕自身、今はCanonユーザーなので、ある意味説得性が強まるんじゃないのかなぁと思う次第。

フルサイズ規格でカメラシステムを組むとして、Nikonを推し続ける理由としては“コスパが良い”こと、これに尽きます。

物価も上がって益々カメラが高価になってますよね。ちょっとそれっぽいシステムを組むだけであっという間に100万円くらいの費用がかかってしまいます。なるべく安く、でも性能が良いもの、っていうのを求めたくなるというもの。

そういったものがNikonには多いんです。たとえば、Z 24-120mm F4 S。

Fマウント時代アレは何だったの? というくらいの性能。高い描写性能を持つものにだけ許された「S」付きで、 トップクラスの描写力が約束されながら120mmまで網羅し、近接能力も高いという死角無しのレンズ。
それでいて価格は10万円台で買えるので、Z6IIと合わせればおよそ30万円台で大体の撮影が可能なシステムが完成します。

とにかくレンズ性能が抜きん出てすごいので、レンズ資産のことを考えてもNikonを選ぶ理由にはなると思います。


その話とはちょっと矛盾するかもしれませんが、国内メーカーからサードパーティレンズの展開がスタートしてるので、よりリーズナブルなシステム構築も期待できます。積極的に行っているのがCOSINAで、マニュアルレンズをリリースしていますね。

SIGMAはLマウントがあるのでなんとも言えませんが、TAMRONは時間の問題なのかな? 今のところCanonのRFマウントにサードパーティレンズが展開されることはそうそうないようなので(勝手に作っている海外メーカーは別)、そういった点でもアドバンテージになりますよね。


デザイン面での賛否ばかりが取り沙汰されたZマウントシリーズですが、内部構造にはかなり工夫がされていて、特にレンズは重心バランスをカメラ本体側の持ってくることで、大きさや重さの割に軽さを感じられるようになっていたりするんです。望遠域をお求めの方には結構重要なポイントですよね。

そんな超望遠レンズにも安くて良いものが出ているんです。

とはいっても50万円はするんですけど、50万円台で400mmの撮影ができるってかなりすごいことだと思うんです。テレコンにも対応していて最大800mmまで可能って、少なくともCanonとSonyにはないレンズです。


目下課題はカメラ本体選び。大人気のZ9は高価で手に入りにくいですし、縦グリップ一体型のフラッグシップ機で手に余るという点も否めません。

Z9の性能を引き継ぐであろう噂のZ8に期待大! と、以前なら書いていましたが、もはやZ6IIやZ7IIを今から買っても、なんならZ8リリース後に買っても全然問題ないと思うんです。

センサーの画素数やEVFや背面液晶のドット数、画像処理エンジンによるホワイトバランスの具合などに大きな差は生まれなくなってきました。良くも悪くも頭打ち状態。
初号機のZ7は若干不安なところもありますし、人によってはダブルスロットじゃないことをネガティブに思ったりもするでしょうから、Z5、Z6II、Z7IIあたりは充分すぎるくらいオススメできます。

周辺機器も安く済みますしね。フラッグシップ系は記録媒体や予備電池一つからめちゃ高いので、いいカメラを求めるときはそのあたりの覚悟も必要です。

結構いい感じなZマウントを擁するNikonが、未だCanonやSonyの牙城が崩せる気配すらないのは、ソフト面の弱さが一番の原因だと思っています。

それさえなんとかしてくれれば、もう少しプロが目を向けてくれてシェアを取り戻せるでしょうし、そうなればもっと魅力的な機種がNikonから発表されて、大手を振ってNikonに鞍替えができる!

Nikonって、今の所(2022年9月時点)各社の値上げラッシュにも応じてないんですよね。導入するなら今かも…?

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