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その世界線は知らない。でも・・、

さてさて、今週もサラリーマンをしていました。
色々と忙しいですが。

先日、外出から帰ってきたとき、ベテラン社員のUさん(50歳過ぎのおじさん)がBさん(若い20代の女性社員)に話しかけているところでして、「ワシって案外優しいところがあるじゃろ」と謎のアピールをしていました。

以前から見かけている光景です。

コレに関しては、じつは個人的に否定派でして。というのも、自分の満たされていない気持ちを他人に満たしてもらうというのは人間として弱いと思っているので。

家庭内や友人内でならまだいいですが、職場で満たされない気持ちを満たそうとするのはわがままを言っている子供と同じで、厳しいことを言うようですが、ちゃんと別の行動原理を持ったほうがいい。
そこは「やるべきこと」がある場所であって、そこは「やりたい・やりたくない」という気持ちを強く持ち込める場所じゃない。
もちろん、そういった気持ちを持つのは人間の心理として当たり前で、「褒めてもらいたい」とか「代わりに何かを得れる」という気持ちで動くのは分かりますし、人間らしいそういった気持ちは共感する。ただ職場に来るのが、「〇〇さんに褒められため」とわざわざアピールするのは違うと思うのです。


さて、ここからがホントに言いたいことだが。働いている理由はそれぞれ人によって別だということ。
さきほども書きましたが、人間らしい気持ちを持つのは当たり前で、職場にいると「褒められたい」とか「何かを得られる」とか「周りとの関係を崩さないように」と、みんな優先度を持ちながら働いていて、同じ職場でも見えている景色は当然違う。
「繋がった空は、またいつか思い出す。」という記事でも触れたのですが、7月ころBさんに「辞めようかと思っている」と報告を受けたときに、ぼくはなにも言えなかった。なぜなら彼女の見ている世界線が分からなかったから。

そもそも彼女の視点に気づいていない。ぼくはおそらく「やるべきことをやる」という視点に合わせすぎて、周りの気持ちに配慮するという気持ちが欠けている。
だから彼女の「周りとの気持ちを大切にする」というのが分からなかった。
「役職で下働きみたいになるのが堪えられない」と理由を言われたときも、何も言えなかった。

だからね、もっと人間らしく色んな人がいるってことをもっと気にした方がいいと思ったのでした。

ちなみに、、、、冒頭のUさんの話しですが、あれは、わざわざ休みの日にコストコでチョコレートを大量に買ってきて会社に持ってきてくれていたらしいです。
誤解していました。すみません。

っちゅーことで、BさんやUさんの気持ちを共感しながら、どうにかBさんにはやめてほしくないと行動をしようと思うのでした。

終わり。


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