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会社を辞めようかと思った話し

ぶっちゃけ上司よりも有能だと思っています。
これが本当で。

こういうことを書くと嫌な奴に思われそうですが、無名のサラリーマンとして社会に揉まれている姿を書いていきたいので、このまま強引にいきます。

そもそもnoteを書いている目的の一つに、ありのままの姿を書いたら社会に容赦なく巻ぎ込まれている人と「こういうことってあるよね」と共感し合いたいと思っていて。

さて、自分の上司について。
そこまで嫌いってわけではないけど、自己都合が過ぎるところがあって、気づけばこっちが損な役回りばかりをさせられています。
(まあ進んでおせっかいをやりたがっているとも言えますが)

先日、Hさんという社員さんがいて、これまでクレームばかりを引き起こしていたのだけど、また待合室で「こんなに時間がかかったのはなんで!?」と患者さんに騒がれる事件がまたありました。
それまでも事件を引き起こし続けていたのに、そのことを管理者であるぼくに告げず、そのことは、他のスタッフから聞くことになりました。
これまでも関係者や患者さんに対して威圧的な態度で接していたことがあったし、そもそも考えが良くないなあと思った。

上司からは、「気をつけようと話しをするだけでは収まらないところにある。」と言われ、「すぐHさんと話しをしてみてくれ」と指示があった。


具体的な指示はないまま、上司は「それじゃあぼくは帰るから」といつものように颯爽と退社をしていく。

こういうことがよくある。
なにをどうやってやるべきなのか指示のないまま、あとは丸投げ。
嫌な人間だと思いたくはないけれど、そんな上司が時々ストレスになる。

さて、Hさんとはどこまで踏み込んだ話しをしておくべきか。たまたまちょうど新しい人が配属にくるタイミングだったので、このときなら業務の再振分のことを踏まえて、今後のことをしっかり話すことができた。

業務を終わらせたあと、とりあえずHさんを呼ぶ。そして事実確認をして、Hさんの為に今、どう伝えるべきかを口にした。

「Hさんはこれまで何度注意をしても業務態度を治さなかったけど、なにがいけないのか自分で分かっているか」

「注意をしたあとは少し大人しくなるけど、それからすく元の態度に戻っている。今回だってほんとうはHさんから報告を受けるべきだった。これまで同じことを繰り返してきて、この状態が続くとHさんに仕事を任せられなくなってく」
そういうことを告げた。

「はい」

「なにがいけなかったのか分かっているのであれば、それを直すつもりはあるのか」

意思確認した。

「直すつもりはあります」

「それはいつもみたいに少しだけ態度を自粛するのじゃなくて、本当の意味で自分を変えるということかな?」

「はい」

そう答えざるをえない雰囲気もあるのでそこからもっと話をして、最後にHさんの意思確認をした。


「それじゃあ、今度新人が入る。そこで担当の再振分をするのだけど、自分自身を変えて「今度こそやってやる」という気持ちはあるか。もしくは、もう外部の人と接する仕事はしないで、店舗の中だけで仕事をしていってもいいと思っているのか。Hさん自身の気持ちを聞かせて欲しい」

「正直言って、もう自分には無理かもしれない気持ちと、今度こそやれるようになりたいという気持ちは、半々です」

そういう返事だった。

「分かった」

そして帰り道、なんどかしんどい役回りばかりやらされているなあという気がした。
誰かとちゃんと向き合うというのはしんどい。それがなんだか、自分のためには一つもならないなと思ったからだ。
もちろんやり甲斐はある。だけど考えのない上司と会社の指示で、いつも必死に手足となって働いているというのは、つい足元を見てしまう。

それが会社や上司の仕事というならそれ以上何も言えないけれど。
こんなことがずっと続くのかなーと思うとキツイ。

たまたま組み込まれた会社のなかで、きっと他にもこれを読んでいる人には同じような人がいるだろう。
社会というのはたまたま巡り合わされた場所で、そこは公平さで組み上がったモノではない。
こうやって必死に頑張っている不遇の巡り合わせに当たったサラリーマン、OLさんたち、「頑張り組」にだからこそ見える景色がある。
そんなことを言いたくなった。

そそくさと帰った上司には見えないモノで。必死に考えて行動をした夜を見ている僕らだからこそ、空から降ってくる目には見えないモノを知れる。

それがいつか返ってくるぞー!!そんなことをみんなに言いたくなったのでした。

さて、明日もお仕事です。
頑張りましょうー!

終わり。




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