【書いたもの】貴族院議員・麻生太吉の誕生
このたび上述の論文を『エネルギー史研究』No.36、2021年3月に発表しました。本稿は、明治44年から大正14年までの間、二期14年間多額納税者議員として貴族院議員を務めた麻生太吉の政治活動について、主に前半の七年間に焦点を絞ったものです。(本当は原敬内閣期をじっくり検討したかったのですが、そこにたどり着いた時にはすでに紙幅が尽きていました。笑 これはまた今度ということで。)
筑豊の炭坑資本家は井上馨の影響もあり、立憲政友会所属の者が多く、麻生も例外ではありませんでした(