全盲にとっての天敵「雪」
どうも。おっちー(落合啓士)です。
立春をすぎましたが雪ですね。
今回は全盲にとっての天敵「雪」について話をします。
雪がふると数日外出するのが大変になります。
雪が積もると移動の情報源である聴覚と触覚がまったくといっていいほど無効になるんです。いつも白杖で道路の端のくぼみやちょっとした段差などを頼りに歩いてるんですけど積もるとそれらが隠れてしまう。
聴覚でいくと普段は音の反響で曲がり角を感じたり人や自転車がきたとか判断しています。
これらがまったく使えないとかなりの確率で迷子になります。
過去雪が積もった次の日に講演の仕事があって外へでないといけなくて駅まで普段4分の距離で迷子になったことがあります(笑)
そして凍結してるとこがわからないから自分からそこへつっこんでいかないといけない。
これだけ聞くと困ってそうじゃないですか?
ただ、出かけるとしたらぼくは楽しむようにしています。
たとえば、凍結したとこにつっこんでしまった時にすべりそうになってこらえれたら「よっしゃ!ボディーバランスのトレーニング成功!」
曲がり角で無事曲がれてちゃんと歩けたら「よっしゃ!聴覚と触覚のレベルアップ!」
要は捉え方なんですよね。自分で探せばひとつのできごとに必ず楽しめる部分はあるんです。
それをどう作り出すか。いろんな大変なことから見つけられたら人生どんどん楽しくなりますよ。
ではでは。
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