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さよならをおしえて~Twitter創作物感想録81~
【YOUTUBEにて僕らの”文芸読解バラエティ”配信中!BGMにどうぞ】
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「すべての創作者に必要なのは”いいね”や”スキ”の投げ合いじゃない、全力の”解釈”と”感想”だ!!」Web創作界隈に「読者のいる(感想が贈り合われる)創作」文化を根付かせるべく、思想を掲げ暴れ続ける”ことばの魔物”コンノダイチの分別奮闘記、あるいは、才悩人応援歌。
この記事は、Twitter上で我々「26時(@kikan_26)」が主宰する「#ばけもののうた」および「 #全読」 参加作品へと宛てられた「web創作物への感想ツイート」をまとめたものです。元作品を辿れるように「引用リツイート」の形で投稿は統一しておりますゆえ、私の拙い感想を通じてnoteユーザーの皆様が「Twitter創作物」に触れる一助となれましたらば幸いです。
コンノダイチ=さよなら(@D_8823_drive)
蒼馬-ΛOMΛ-(@ssk_aoma)
26時(@kikan_26)
おおっとサヴァラン氏裸足で逃走!
— さよなら (@D_8823_drive) February 18, 2019
1twめは伝聞体なので筆記を命じられた作家や召使による前口上、2twめが美食家本人の語りと読みました。雰囲気と語り口から”魔界の紳士”といった趣でシヴイ。分量の殆どを演出に割いてはありますが、そこに漂う「悪魔も呆れる人間界の辛気臭さ」がいい味出して(字数 https://t.co/jzUB7ZNH4Y
口が腹にあり、しかしそこは顔ではない。顔という器官は別にあるものの、口が現れるのは病気。口が胃袋直通だったりして、なかなか衝撃的なルックスの語り手です。こういった構成は「意味怖」感があって、「犯人こいつなのでは」と勘繰りはしますがどうなんだろ。死んだはずの者を判別している辺(字数 https://t.co/4Km6q2Yooo
— さよなら (@D_8823_drive) February 21, 2019
もとおか淵、という響きから「自殺の名所」的なものを連想するのですが、どうやらそんな回りくどい代物ではないらしく、試しになどと訪れようものなら……こわい。どちらかというと「七人ミサキ」的怨霊ですね。唄のような伝承(導入)行ってみた話(ミスリード)語り手の正体(オチ)、140字でよくぞこ(字数 https://t.co/Q9yCbCbnW0
— さよなら (@D_8823_drive) February 21, 2019
闇の女子会、その会話劇。すきだ。
— さよなら (@D_8823_drive) February 21, 2019
頭文字だけで示された語り手の正体を三人のやりとりから推測しつつ、気付けば想像されたその空間を眺めて微笑ましい気持ちになっている一作。「ろ」「ね」ときて唐突に現れる「口」の存在感!一人だけ説明不要な彼女がやはり楽しい。"花"とか"ひ"とか色々参加者(字数 https://t.co/bdnjCJhxHY
堕天というか受肉というか、そのような題材が想像される一作。比較対象として提示される「海」から先、月明かりに照らされた冷たく静かな景色が儚く美しいです。そこに佇む、自らを抱く所作の異形。物理法則や天体の概念がまだわからないところから、「それ」がかつて形而上 にあった何者かだった(字数 https://t.co/4aEatl4mEj
— さよなら (@D_8823_drive) February 21, 2019
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