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S妻にペニバンイラマで喉奥までぶち犯されて悶絶させられた 6

ぐったりと横たわった僕の肩を持って優しく抱え起こしてくれた。

そして、手元にあったバスタオルで子供にするように顔をワシワシと拭いてくれた後に
「降りて」
と言い、手を持って介抱しながらテーブルから下ろす。

そうして苛烈な責めにぐったりとした僕をソファに座らせて、彼女は僕の頭を胸に抱き寄せる。そうして、よしよし、よく頑張ったねとでも言うように頭を撫でてくれた。

彼女が帰ってきた時に感じた憤怒の気はすっかりと消え去っていた。ふと、顔を上げると、彼女と目があった。いつもの知的で柔和な表情に戻っている。僕は、なんとなく気恥ずかしさを感じて胸元の膨らみに顔を埋める。胸元から香る嗅ぎ慣れた柔軟剤の匂いと彼女の甘い体臭を嗅ぎながら、僕は目に涙が浮かび上がった。先ほどの苦しさとは違う胸の苦しみを感じながら。

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お風呂に入って体液とローションを洗い流してから出ると、リビングはキレイさっぱり片付けてあり、ソファでワンピースのまま横になっていた。

僕がお風呂から出ると彼女は、自室に部屋着に着替えに行った。その間に、夕飯を温め直して、先ほどまで仰向けになって責められていたテーブルに夕飯を並べていく。

「「かんぱーい!」」

使い込まれた喉にビールの泡が滲み、尻に受けた乗馬鞭の傷が痛んで座り心地は悪いが、不思議と心は軽くなっていた。

「へえ、なかなか美味いじゃん」

愛咲はトマト煮を口にするとそう褒めてくれた。彼女もまた、晴れやかな表情を浮かべていた。

「ありがと」

「うーん、キャベツが甘くていいわ」

「でしょ?実はこれ見切り品だったんだよ」

プレイが終われば僕たちは一人の生活者へと戻る。でも、会話はやはり自然とプレイの感想になる。

「ていうかさ、暴れすぎだって、ちょっとは押さえ込むこっちの身にもなってよ」

「ごめんごめん。でも、息ができなくなると、どうしても身体が動いちゃうんだって」

「明日は絶対筋肉痛だわ。あんたのせいだ。責任取りなさいよ」

「うーん、あとでもっかいマッサージしよっか?」

「たのむわ」

夕飯を食べ終わった僕たちは、これまた先ほどまで鞭打ち台として使っていたソファに横並びになって晩酌の続きをする。ビールをそれぞれもう一缶ずつ空けながら、どうでもいい会話を紡ぎ続けた。

そして、会話は、明日、つまり、土曜日の過ごし方になった。

「明日さ、愛咲って休み?」

「あー、そうだね。家でちょこっとだけ仕事するかもしれないけど……」

「じゃあさ、この前在宅勤務だった日にウバイったお店に行ってみない?」

「朝から会議続きで、昼ごはんすら食べる時間が無かった日に写メ送ってきたお好み焼きか?」

「へへへ。そう、そこ。いや、めっちゃ美味かったよ。しかも、肉もいっぱい入ってたのにけっこう安かったし」

「あーいいね」

「駅前の商店街の端っこにある店らしいんだよね。ウバイでも使わないとあんな店がこの町にあるなんて知らずに死んでたよ」

「はは、いちいち大げさなんだよ」

「いやでも、ほんっとに美味かったから愛咲にも食べてもらいたいなって思ったんだよね」

こうして僕たちの平凡で普通の夜が更けていく。この世界で一番のご主人さまの奴隷として、傍にいられる喜びを今日も噛み締めている。だから、願わくば、もっともっと、痛めつけてほしい、使ってほしい、堕としてほしい。そう思って、ご主人さまの肩に頭を載せた。

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