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ネットニュースで切り取り報道をされた人の気持ちがわかった


友人が、仕方ないかもしれないけど少し可哀想な役回りをしていた。

友人だけがそれを負うのは何か違うと思ったので、私は手伝うことにした。

やることも、仕方ないとはわかりつつも、なんでやねん!と言ってしまうようなものだった。

「こんなの少しだけズルしてもわからなさそうだよね」

この一言に私は後悔し続けることになる。

これらの前に話していたことは無しに、この言葉だけ偉い人に聞かれてしまった。

タイミングが悪かった。

ズルするつもりは無い。

そういうことはできない性格だから。

だが、それが出来そうなほど、パッと見微妙なものだったのだ。

ズルしてしまうと、それによる悪影響もわかる。

なんでこんなことになったのかも、わかる。

もはや、なんでやねーんくらいの気持ちで言ってい
た。

どうしようもないし結局やるけど、一応なんでやねーん的なことも挟んでおきたかったのだ。

だが、その一言だけが偉い人に伝わった。

最悪だ。

ネットニュースで変な切り抜きをされた人の気持ちがわかった。

絶対に私は軽率な発言をする周りのことが考えられない人間として見られてしまった。

違うんだ、こっちもみんな疲れているんだ、なんでやねーんって言いながらやりたかったんだ。

そんなことは言い訳に過ぎない。

確かに、冗談とはいえそんなことを言うのは良くない。

やらないけど、そんなことを言うのは良くない。

それを言ってしまった私が悪い。わかる。

これは軽率な発言でした、と謝ろうと思った。

だが、謝ったところで言い訳にしか聞こえないかもしれない。

自分への評価のために謝るというのも違う。

何を言っても、じゃあ言うなで終わる気がする。


これからの行動で挽回していくしかない。




いつどこで誰に話を聞かれているか分からない。

冗談を冗談と思われないこともある。


かなり帰り道はショックが大きくて、あの時どうすれば良かったのか、など色々考えたが、つくづく思うのは私は本当にタイミングが悪いということだ。

いい経験になった。

もうズルしたいなんてことは言わない。

たとえ、それを本当にはやらないとしても。



ドドド



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