世界を知ることは、自分自身を知ること
「旅」を通して見えてくる、
この世で一番大切なものは何だと思いますか?
それは ”自分自身” です。
自分と異なる存在を通して、自分自身を理解する
旅から自分が見えるなんて、どういうことだろう?と思うかもしれません。
日本と外国のルールは全く異なりますよね。
日本に住んでいても、さまざまな人種や文化が存在することは想像できますが、実際に自分が旅をし、その国の文化や人々と触れ合うことで、今までになかった新しい視点や考え方、そしてアイディアが生まれるきっかけにもなっていくのです。
私たちは、新しい情報を得たり、自分と異なるものに出会う時に、自分の意見や思想を持つようになります。
“自分と異なる存在を知ること”は、”自分自身を知ること”へと繋がっていくのです。
旅は、危機管理能力や人間力を高める
日本は治安のいい国として世界的に知られていますが、外国で日本と同じように携帯電話を扱えば、恐らくスリに遭ってしまうでしょう。日本を飛び出せば、日本のルールは通用しません。不安もリスクもつきものです。危険の少ない日本では必要がないと思うかもしれませんが、旅を通して自分の身を守る経験は、必ず危機管理能力や人間力を高めます。
常に安全な場所にいる状態では、残念ながら人間力はあまり養われないのです。
日本を俯瞰して見れるようになる - 多様性への理解力
旅をすることで、日本を俯瞰で見れるようになります。
これも日本から一度も出たことがないと、とても難しいことです。
俯瞰で見れるということは、”日本と外国を平等な目で見れるようになる”ということです。
多様性への理解を求められる今日の中で、とても大切な視点となります。
日本人として生まれたことへの感謝
そして世界には、日本を愛する人たちがたくさんいます。
日本が大好きで話しかけてくれる人や、
日本人だというだけでとても親切にしてくれる人たちもいます。
このような体験を通して、日本にいるだけでは気付けなかった自国の歴史・文化・習慣へのありがたみや価値、日本人として生まれたことへの誇りが増します。
人生で大切なものは、出会いと経験
人生で大切なもの、それは素敵な出会いと経験ではないでしょうか。
出会いには、一期一会の出会いも含まれます。
私たちは相手という鏡があるから、自分を理解し、精神的に成長していきます。
日本はとても素晴らしい国ですが、とても小さい島国でもあります。
自分自身をよく知り、さまざまなバックグラウンドを持って生きている人たちを理解するためにも、私たちはもっと旅へ出て学んでいくべきです。
人生で大切なものは人それぞれ違うと思いますが、
私たちがこの世を去る時に持っていけるものは、思い出だけです。
物はいつかは無くなってしまいます。永遠に毎日自分の手元へ持っていられるものは、本当は一つもないのかもしれません。
しかし、経験や思い出は永遠に心の引き出しにしまっておけます。
それは死ぬまでずっと、あなたの人生を豊かにする光となります。
80歳になっても、20代の頃に登頂したアフリカのキリマンジャロの美しさや達成感を、バックパッカー旅行で訪れたインドで出会った素敵な人たちの笑顔を、あなたは一生忘れないでしょう。
旅は、心を豊かにするものです。
ぜひあなただけの自分らしい旅を探してみてください。
自分自身を知るため、未知の世界へ飛び出してください。
一生忘れない、思い出のかけらを集める旅に。
Nana.
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