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3/22 日本3-2アメリカ 大谷翔平という強烈なアイコン

物事の良し悪しを客観的に多角的に判断できるような年齢になり、インターネットやSNSでそのようなことが出来る環境になった今、改めて思います。

  大谷翔平と同じ時代を生きててよかった。


「(メジャリーガーに)憧れるのをやめましょう」というけど、まずその前にあなたに憧れてるのよ、日本代表の選手も。

経過と結果が完璧な大会。この大会を通じて野球を好きになった方も増加したと存じます。素晴らしい選手たち、素晴らしいスタッフ方が作り上げた素晴らしいチーム同士の、数々の最高の試合を観ることが出来て幸せだとおもいます。
ただ彼らにとって唯一不幸なことは、全ての基準が大谷翔平になってしまったこと。今後の一流の投手を見ても「あれあの人なんで片方しかしないの?」って普通に思っちゃいそう。
そうさせること、これだけが、大谷翔平の唯一の欠点。


高すぎるハードルを設定したもう一人の人間、栗山英樹。

大谷・ダルビッシュを招集できた求心力。
前例にとらわれない日系人ラーズ・ヌートバーの選出。
フォーク・スプリット系が良く落ちるWBC球を見越して戸郷、高橋宏斗、宇田川などフォーク・スプリットに特徴のある投手を選出。
日本に蔓延るスモールベースボールを捨てたオーダーの組み方、必要以上なバントをしなかった。
継投に関しては7試合通して失敗なし。
自分の正しいと思う野球論を押し付けるのではなく、選手ファーストで選手の力を最大限発揮できるような戦術を執った。
大城、牧原、山崎ら出場機会に恵まれなかった選手へのフォロー。

間違いなく歴代最高の代表監督。今大会限りで勇退するそうで、後任が大変だこりゃ。

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