南極大陸での実体験から地球の未来を考える親子向けワークショップ「KDDI南極アカデミー」が参加者を募集中――8Kライブ中継による南極とのリアル交流も予定
KDDIは2024年9月28日・29日の2日間、南極をテーマにSDGsや地球の未来について考える親子向けワークショップ「KDDI南極アカデミー」を開催する。南極地域観測隊を経験した同社社員による子どもに向けた講義のほか、南極にいる観測隊員と8K映像ライブ中継で交流するプログラムも予定されている。
未来の地球環境を予測する上での情報源として重要な場所である南極大陸には、日本からは1956年に第1次南極地域観測隊が派遣された。それ以来、KDDIは南極観測への協力を続けており、2004年以降は毎年社員1人が国立極地研究所（極地研）に出向し観測隊員として通信衛星の地球局の保守やLAN設備の構築・保守を行っている。
KDDI南極アカデミーでは、この南極地域観測隊を経験したKDDIの社員が南極での活動や暮らしを子どもにも分かりやすく解説し、その中で、エネルギーや環境の重要性を考えたり、限られた人数で1年半にわたる観測活動を行うためのチームワークの大切さを学んだりすることができる。
さらに、極地研とKDDI総合研究所の共同研究による、衛星通信回線を用いた8K映像ライブ中継の実証実験を行い、観測隊員との交流体験も実施する予定である。
同時開催イベントとして、約150年間にわたる日本の国際通信の歴史の中で使用されてきた機器や資料が集められた「KDDI MUSEUM」の特別無料見学会と、最新のAIカメラを使った写真撮影や生活に役立つAIアシスタント機能などが体験できる「auスマートフォン体験会」も実施される。
「KDDI南極アカデミー」実施要項
開催日時：
2024年9月28日 15:00～17:30
2024年9月29日 14:00～16:30 ※2024年9月16日時点で満員
対象者：子どもとその保護者計60組（各日30組）
※専用サイトから事前予約が必要
会場：LINK FOREST（東京都多摩市）
※同日・同会場で開催するKDDI MUSEUM無料見学会とauスマートフォン体験会は、事前予約不要
詳細と予約申し込みは公式ページを参照ください。
文：佐々木 三奈
フリーランスライター／校正者、がん患者・経験者の運動を支援する「まめっつ」メンバー。『SDGs白書』『インターネット白書』の編集にも参加。
トップ画像：KDDIのプレスリリース（2024年8月20日付）
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