D2Cの「メディア事業」とは?
はじめまして。D2Cの仲野と申します。
そろそろインフルエンザも流行する季節ですが、体調はいかがでしょうか?
今回は少し固いテーマで「そもそもD2Cのメディア事業ってどんなビジネスなのか?」について、絶賛採用強化中!のドコモ広告のメディアセールスの視点から、できる限り分かりやすくお伝えできればと思っています。
…と言いつつ、私は経営企画部に所属しておりまして、メディアセールスの最前線にはいません。しかし、D2Cでは約10年に渡って営業セクションに所属していたのと、現在でもメディアセールスのメンバーとは深く関わりながら業務を進めているのでご安心(?)ください。
また、少し話は逸れますが、D2Cグループには汐留の本社以外にも大阪・宮崎・沖縄にもそれぞれ拠点を構えており、私は大阪拠点に所属しています。
リモートワークが普及して「住む場所に関係なく働くことができる」というフレーズも聞き慣れてきましたが、私も普段から各拠点のメンバーと関わりながら、住む場所に捉われない働き方が出来ています。
D2Cグループで本格的なリモートワークが導入されたのは2020年の3月頃。気が付けばもう約3年が経過しました(早い!)。こうやって新しい働き方を早くから積極的に取り入れようという姿勢も、このグループの魅力だと感じています。
前置きが長くなってしまいました。それでは本題に入りましょう!
(所要時間5分程度)
◆「ドコモ広告のメディアセールス」ってそもそも何?
ざっくり言うと「ドコモ広告の営業」です。
そのまんまやん!そのぐらいわかってる!…ってなりますよね。ごめんなさい。
改めて説明しますと、D2CはNTTドコモから「ドコモ広告」の企画・運用・販売を任されており、D2C内にはそれを販売(=メディアセールス)する部署と企画・運用する部署が存在しています。また、この販売においては基本的に広告代理店とパートナーシップを結んでおり、メディアセールスは、主に広告代理店に対して営業活動を行います。
そして、広告主からお預かりする広告費は、広告代理店・D2C・ドコモの3社にそれぞれ配分されます。
このようなイメージです。
メディアセールスのポジションについては、詳しく書かれた記事があるので是非ともこちらもご覧いただきたいのですが、
この記事の中で『広告代理店と二人三脚で』と書いてあるのは、図1の構造が理由です。D2Cのメディアセールスは、基本的に広告代理店とチームになって広告主の課題解決に臨みます。
「じゃあ、広告主に対しての営業活動は行わないの?」と思われた方。私も初めてこの話を聞いた時はそう思いました。
もちろん、広告主に対しての直接提案も行っています。D2Cの取り扱う広告商品は全て「広告主の課題を解決するため」に存在するものであり、広告主から直接フィードバックを頂くことはとても重要です。
しかし、多くの広告代理店とパートナーシップを締結させて頂いていることや、人員の都合もあってやや控えめに。直接お問い合わせのあった企業様に対してご提案をさせて頂くという流れがメインです。(大変ありがたいことに、日々様々な企業様からお問い合わせを頂戴しています)
※「ドコモ広告」と言っても実はかなりのラインナップがありまして、D2Cにその全てにおける企画・運用・販売が任されているわけではないのですが…この辺りの詳しいお話は別の機会に。
なお、主要な「ドコモ広告」のラインナップと、その特徴についてはこちらの記事をご参照ください。
◆D2Cは中抜き業者なのか?
図1をご覧になって、こんな印象を抱いた方もおられるのではないでしょうか。これについてはD2Cという会社が設立された理由に遡って説明させて頂きます。
D2Cが生まれたのは2000年の6月1日。当時はディーツーコミュニケーションズという名前で、D2Cは「ドコモ広告」の前身であるガラケー向けのモバイル広告(i-mode広告)の企画・運用・販売を目的として設立されました。
しかし、当時は「携帯電話のコンテンツに広告を掲載する」ということそのものが存在せず、D2Cのチャレンジはマーケットの創出から始まります。つまり、ここから始まる「ドコモ広告」の開発は、実は日本におけるモバイル広告の幕開けでもあります。
あまり知られていませんが、D2Cはモバイルマーケティングに特化した世界初の企業でもあります。
それからの約23年。D2Cはドコモと一心同体になって市場の創出と拡大に努めてきました。そして、事業領域を拡大しながら、ドコモグループの中でもマーケティングに特化した企業として様々なチャレンジを続けています。
図1の通り、D2Cが「ドコモ広告」をドコモから仕入れているという事実は変わりませんが(このような業態をキャリアレップと言います)、D2Cは「ドコモ広告」が産声をあげた場所であり、そのあらゆるプロセスに関わり続けています。
◆「広告商品」というプロダクト
広告商品とは、ご存じの通り無形商材です。
など、とにかく多くの決め事があります。
「ドコモ広告」も、docomo Ad NetworkやメッセージSを始めとした様々な商品が存在していますが、例によって上記で記載したような決め事を避けて通ることは出来ません。そして、これらは広告主・広告代理店とのコミュニケーションの中で結論を固めていきます。
ゆえに、同じ商品を提案したとして全く同じ条件で行われる広告は1つとして存在しませんし、広告主側が抱える課題も様々です。
「ドコモ広告のメディアセールス」は、広告主・広告代理店・社内・ドコモの中心に立ってこれらの決め事をまとめていき、関係者全員にとって最良の結論・進行を導くのが役割です。もちろん、広告主からお預かりする広告費を最高の成果にしてお戻しするのは大切ですし、何より忘れてはならないのが、広告主の先にいる生活者を豊かにする広告とは何か?を常に考えて行動することです。
考えること、決めることの多くある仕事ではありますが、社・部を跨いだ連携の先にある成功体験にはとても大きなやりがいが待っています。
◆おわりに
今回は、メディアセールスというポジションを軸に、ビジネスモデルに言及した形でお話をさせて頂きました。他の投稿内容にも目を通して頂き、疑問・不安の解消につながれば嬉しいです。
とはいえ、やっぱり文章だとどうしても固い感じになってしまいますし、書いていてもなかなか伝えきれないよなぁ…と思う部分が多くあります。
noteで伝えきれない内容については、D2Cではカジュアル面談も実施しておりますので是非とも活用して頂けたら幸いです。
※同世代の社員に話を聞きたい、マネジャーに話を聞いてみたい…などリクエストがありましたら、カジュアル面談応募フォーム内の「応募先へのメッセージ」にご記載ください。出来る限りお応えします。
それではまた、先の記事でお会いしましょう!
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