知らないと大損?消費者心理学とは
「どうすれば他人はあなたの商品に興味をもつのか」
特に経営者や自分の商品をもっている人にとって永遠のテーマでもあろうかと思います。
これは消費者心理学(マーケティング心理学)を学ぶと解決の糸口が見えてきますのでシェアします!
消費者心理は以下6つの大きなカテゴリに分けられます
1 返報性
2 コミットメントと一貫性
3 社会的証明
4 好意
5 権威
6 希少性
1.返報性
簡単に言えばGive&Take
誰かから何かしてもらったら、お返しをしなくてはならないと感じてしまう心理です。
人間が社会的動物として進化する中で根付いたもので、人から何かをされて何も返さないことに対し、多くの人は居心地の悪さや不快を感じるもの。
例)仕事でお土産を持っていくと成約率が上がる
例)お世話になった人への恩返し
ただし、あまりやりすぎてもわざとらしさや作為的な感情が見えてしまうので注意ですね。
2.コミットメントと一貫性
一度何かを決定したり宣言すると、それをひっくり返して別の意見を述べにくくなる心理です
成功するために、夢や目標を紙に書いたり人に宣言するのはこれを利用したもの。
例)営業テクニックで「イエスセットトーク」
相手が「イエス」と答えるような簡単な質問を繰り返し、「ノー」と答えるか迷う質問でも「イエス」といわせてしまう
例)「あれとってきて」と頼まれた後に、「ついでにあれもお願い」とお願いする
3.社会的証明
世間一般の大多数が行っている行動に影響されてしまう心理
・広告やマーケティングで最も使われている強力な心理
・人は何かを判断するとき、自分の考えではなく周りの人の大多数がどう考えているかを基準に判断する
・ブームが起こったとき、自分の好みではなく「みんなが正しいといっていることはだいたい正しい」と考えるのが人の本能。
例)「さくら役」が会場を盛上げて面白いと錯覚させる、さくらが店に並ぶとその列に並んでみようとなる
4.好意
「自分が好意的に思っている相手 (友達や恋人、家族など)から勧められると、 良いものだと信じてしまう」という心理
とある実験では、商品購入を決めさせる力は商品そのものの好感度より、その商品を売っている人に対する好感度の方が2倍も強かった。
5.権威
何か権威(権力・肩書・制服・専門知識・ルックスや身なり)のある人からの言葉には、あまり考えずに従いやすくなる心理
・詐欺師ほど立派なスーツ、一等地にオフィスを持つ。
こうした心理は学校教育などを通じて形成されると考えられがちですが、実はより本能的なもので、権威のある人(つまり専門家、能力のある人)に従うことが正しいというのは狩猟時代から変わっていない。
6.希少性
数が少なかったり、日時が限定されていたり、滅多に手に入らないといったものには、そんなに欲しくなくても欲しくなってしまうと心理
・宝石など数が少ないものほど価値を感じる。
・希少性の法則は 「人は何かを得るよりも失うことに強く反応する」という心理から成り立っている
「限定100個」と言われる、手に入れる喜びよりも売り切れて手に入らない苦しさの方に反応してしまう
例)「○時間限定セール」「限定○個!」「地域限定」
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これらは、とても強力で有用です。
営業マンや経営者でなくとも、逆に消費者側としても自己防衛の意味で消費者心理を学ぶことはとても大切だと思います。
そして、使い方次第では、人を騙すこともできてしまいます。
私は、これらをシェアする上で、ある意味では手の内を明かしているとも言えます(使いこなしているかは別問題。笑)ので、できた営業マンではないかもしれません。
なにせ、この心理学をみなさんに提示したとて、決して小手先で扱えるようなものではありませんので!
そして何より、わたしは誠意をもって、他者(社会)へ圧倒的な貢献をするつもりだから、シェアしています。
また、動画制作においても、上記のポイントを交えた動画制作のご提案をしています。
ただ、動画を作るだけなら、他の人に任せたらいいと思います。
想いに共感してくださる方と、いい仕事がしたいものです。
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