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音楽って何で「音」が「楽しい」って書くの?


今日書くお話は、昔活動していたinzeroと言うバンドで思った事です。

音楽って何で「音」が「楽しい」って書くのか?
当たり前じゃん。

普通、そう思うでしょう。

やってると違うんです。真剣にやってると。

何で音楽やんないといけないんだ。あー。
やめたい。楽しくない。金だけ無くなっていく。
音楽楽しくない。

ツアーで福島のライブハウス♯9のライブ中のMCで言ってしまった一言。


「音楽なんていいもんじゃないよ。
               辛いだけ。」


バンドを始めたばかりの高校生が客席から、あんぐりした顔で僕を見ているのをよく覚えている。

ライブ後に店長に怒られたなー。

この店長

「折角横浜から来たんだから、ライブ前に一発ギャグやってよ」

と、よく分からないことをリハミーティングで言い出した為、仕方なくBが床に横になり首と足を少し上げ、彼の得意ギャグ「10時10分」を行った事がこの発言をしてしまったのかも知れない。


好きでやってるのに、好きじゃなくなる。
認められない。CD売れない。金ない。

※どんなバンドだったかはnoteに以前書いた

「認められない」ことを承知して「音楽」=「表現」しているのに「認められたい」と思う「矛盾」した気持ちになる原因はなぜか?

をご参照下さい。


でもやる。続ける。自分のために。

楽しくないのに、続けるのは自分がそこにあるから。

売れなくたっていい。自分らしくありたい。

間違ってなかった。これでよかった。


よく「自分勝手だね」と言われます。

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