愛着の心理学
あなたにとって「愛着」のあるものはどれくらいありますか?
お気に入りだったぬいぐるみやヒーローのソフビ人形、これが無いと眠れないブランケット・・・・子どもの頃は特に「これ!」というものがあったのではないでしょうか。
この「愛着」というのは、幼児期に『自分と母が独立した自我を持っている』と理解した時、母親に対する愛着からの移行なんですね。
ライナスのブランケットなどがとても有名ですよね。
そして、この安心毛布(ライナスのブランケット)は「自分自身の延長」でもあります。
2015年バル=イラン大学のディーセンドラッグ博士によると、「幼児が自意識を傷つけられると大切に思っている所有物への愛着を強めるという」実験結果が報告されています。
また、ミシシッピ大学のキーファ博士の実験結果では、「大切に思っている人への信頼感が低下すると所有物への執着が増す」とう報告があります。
このことから、愛着スタイルが不安型(幼少期の経験から、親しい人が確実にそばにいるようしがみつき監視するタイプ)の人は、「自分の一部である」所有物を手放すことが難しい気質を持っているといえます。
手放すことを「自分の一部を失うこと」と考えるんですよね。
ここで、ちょっとスピリチュアル的なお話ですが、
満月のワークで「手放し」をするという話を聞いたことありませんか?
『思い込みを手放す』『人と自分を比べることを手放す』など・・・
ワークの方法としては、「声に出して行う」「ノートに書く」など、言語的表現を行うのですが、これって意外と「手放します!」って言ってスッ!てなくなるものではないんですよね。
しつこく残っていますw
もともと、何か不安に思っていたり、劣等感がある場合「手放すこと」自体に”不安”を抱えていたりします。
心は物体ではないので、この考えは整合性に欠けるかもしれませんが
もし「手放しワークがあまり上手くできないな」という方は、次の方法を試してみてください。
①「手放したいことが私の中にあっても、無くなっても、私は大丈夫」
と呟いてください。
②そこで、心がホッとしたら
「あっても無くても大丈夫だから、今は手放すね」
と、手放しワークを行ってください。
このワンクッションがあると結構スムーズに心の整理ができます。
(一回でスッキリする場合もあります!)
手放しがうまくできないよ〜!っていう方も、自分の不安に寄り添い、ゆっくり何度も自分自身に向き合うことが大切です。
溜め込まないってことも大事ですよね。
私もついついカオナシのように溜め込んじゃうタイプなのでw
定期的に物も心の思い込みもスッキリ手放したいと思います♪
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
近い将来、子ども達への遊びの支援活動(グッド・トイを使った小規模イベントの実施など)を行うことを目標にしています。皆さんからのサポートは、活動資金にあてさせて頂きます。 皆さんのご協力ありがとうございます(^-^)