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【3/29】『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の感想

『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を、少し前に観に行っていた。そろそろネタバレに気を遣いすぎなくていい時期かなと思うので、ここらで感想を書いておく。

ちなみに私にとっての『エヴァ』とはどんな存在なのかをはじめに申し上げておくと、ぶっちゃけ、あまり思い入れがない。最初にTVシリーズのアニメを観たのはたぶん高校生くらいのとき(2002〜2003年)で、その後は新劇場版の『序』は映画館で観ているが、『破』と『Q』は今月になって急いでアマプラで観た。私は大学で映画批評の勉強をしていたので、なんつーか、『エヴァ』とは「映画・アニメ批評をやるなら好む好まざるに関係なくおさえておかなければならぬもの」であった。思い入れはないけど、一応観ておかないと怒られそうなので、一般教養として頭には入れておく、みたいな。しかしやはり思い入れはないので、こうして『破』と『Q』は映画館に行かずスルーしてしまったのである。

そんな温度感の人間が書く感想文なので、ガチのエヴァオタクが読むと「ぜんぜんわかってない」と、お、怒るかも。先に謝っておく、ごめんなさい。以下はその点をご了承いただいた上で、あくまで私が自分の備忘録として書きつけておきたかったメモ程度のものだという前提で、お読みいただければ幸いである。あともうこの時期なのでいっか〜と思ってるけど、ネタバレを気にする人も以下、要注意。

「◯◯が頑張る話」がキライ

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