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Vision "困難に立ち向かう経営者へ"


Visionary Company

私は、一介の開業医であり卓越した経営者ではない。ただ、勤務医を終えて、父親が開業するクリニックに入り、小規模ながらにも経営の厳しさや辛さ、経営者の孤独を知った。従業員との距離感が大切であることなども頭では分かっていたが、長年務めてくださったnurseが辞めたときはショックで泣いた。

ジム・コリンズによるVisionary Company。これは私にとって特別なビジネス書である。なぜなら、そのような辛い時に私は、鳥肌が立ち涙を流しながら読んだビジネス書であるからである。

Keyは何か?

本書は、様々な論点を含むが、"one of the most important points"を示したいと思う。

  • 当初「素晴らしいアイデア」なんてなかった
    例えば、visionary companyの一例として紹介されているSony。創業当初、伊深大は具体的な製品のアイデアはなかった。何をするかは、和菓子作りからゴルフ場の運営まで議題に含まれていた。電気炊飯器を作ったが、木のお櫃にアルミ電極を貼り合わせただけの粗末なもので水加減や米の種類によって芯があったり、お粥のようになったりで、うまく炊けることのほうがまれというありさまであった。

    Sonyだけでなく、現在も生存する卓越したcompanyは創業当初から「素晴らしいアイデア」を持っているcompanyはほとんどなかった。

    Disneyは、当初は洗練されていない代物だった。最初のアニメは、今や誰も知らない『アニメの国のアリス』という目も当てられないような駄作である。しかし、ウォルト・ディズニーの人々・子供達を幸せにし、喜びと涙・魔法を与えることをvisionは、その後傑作を生み出し、ディズニーの最高傑作であるThe Walt Disney Company(法人そのもの)、死後にまで長らえている。1984年、ソール・スタインバーグに敵対的買収を仕掛けられた時には、幹部達は自分の株を売らず死闘を繰り広げ勝利した。

    Sony(伊深大)も同様である。その最高の製品は何であったのか?それに対してジム・コリンズは答えている。ソニーという「企業そのもの」であり、変わりうるアイデアや製品なのではなく、普遍的なvisionであると。

  • 「素晴らしいアイデア(専門技術)」で創業した企業は衰退している
    Visionary Companyの中でジム・コリンズは、”素晴らしいビジネスアイデア”を以て創業しながら必ずしも成功しなかった例として以下のものを挙げている。

    テキサス・インスツルメンツ(世界初の油田の反射振動探査技術)
    ケンウッド(設立当初から高度の専門性をもった音響技術)

CEO-HUB.aiのvision

では、マイクロコミュニティであるCEO-HUB.aiを立ち上げるにあたって、私は、どのようなvsionを掲げるか?

"孤独に困難に立ち向かっている経営者をempowerする"

私(達)は、孤独に困難に立ち向かっている経営者のコミュニティを作り、お互いを尊重し、集合知を用いてempowerし、時には問題解決の手助けをし合い、個人的な"横の繋がり"を持つことをも可能にします。

そのような、コミュニティに共鳴してくださる経営者の方々、もしくは起業を考えておられる方々と共にコミュティを盛り上げていきたいと考えます。もしよろしければ、CEO-HUB.aiの仲間に加わりませんか?


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