ワクワクから生まれたボイトレ企画の実現〜鴨居中との取り組み〜
なごミーティングで、みんなのやりたいを醸成する試みを続けてきました。
その中で、みんながやりたいと言ってくれた「ボイトレ」が実現できた日(2022/11/28)のことについてお伝えします。
↓思い返すと、ボイトレの話が出たのが6/27の回。実現に5ヶ月かかりました💦
■和みメンバーの案内で向かいます
鴨居中学校に集合し、地区センターまで先生と和みメンバーの案内で連れて行ってもらいました。
近所の地区センターということで、「小学生の頃に行ったことがあるよ」というお子さんも。
今回参加してくれたのは10名。普段のなごミーティング参加者より多いです!
■プロの技に圧倒されました
サイボウズメンバーの大学時代のお友だち、テノール歌手の大西貴浩さんとピアニストで作曲家の中丸倖爾さん。
いろんな場で共演しているとのことで、息もピッタリなお二人。
最初は、プチリサイタルということで、何曲か歌ってくださいました。
お話ししている時との声量の違いに驚きました。
また、カラオケでの歌い方と声楽家としての歌い方の違いなども見せてくれました。
とにかくすごい迫力。体を楽器にして声を響かせるとはこういうことかと体感しました。
この距離感で教えてもらいました。
まずは足の指で地面を掴むようにしっかりと立つ、そして口の後方を開けて歌う、など、声を響かせるためのコツをいくつも教えてくれました。
和みメンバーかがリクエストした、歌いたい曲はRADWINPSの『前前前世』とAdoの『風のゆくえ』
(大西さんにとってはあまり馴染みのない曲とのことで、何度も練習をして今日を迎えたそうです。ありがたい!)
母音を意識して歌う、高い声をうまく出すには大きく口を開ける、前前前世はテンポが早いので言葉が流れがちになってしまうので、センテンスごとにアクセントをつける、など、とても具体的なアドバイスをもらい、
どんどんうまくなるのがすごいなと思いました。
そして集中力がすごい!好きなことは夢中になりますね。
■音楽が作る一体感に感動
最後に「ひまわりの約束」をみんなで歌いました。
ひまわりの約束は、最初に大西さんのミニコンサートで歌ってもらい、
その後、みんなで歌いました。
そして、最後にも歌ってみました。
すると、はじめに歌った時と全然違う!
みんなの声がとても出ていて、気持ちが乗った素敵な歌になりました。
大西さんからもらった「届けたい相手をイメージして歌うといいよ」というアドバイスをもらい、より素敵な歌声になったなぁと感じています。
大西さんも「聴いていて涙が出そうになった」と言ってくれました。
■和みメンバーからの感想
後日、和みメンバーからこんな感想が。
(ボイストレーニングについて・テノール歌手の大西さんへ)
「自分はいろんな声を出せるようにするためや、歌をうまく歌うためにある程度やったことはあるんですが、やはり直接歌手とこういう一緒に歌える機会とかないと思うので良い機会になりました!」
「最初に『楽しみたい』と言った通り、楽しめたので良かったです。」
「すごくわかりやすく、楽しく歌えました。」
「いろいろアドバイスをしてもらって、やっぱり歌手の人の歌はすごいなと思いました。」
(ピアニストの中丸さんへ)
「迫力があって、見惚れてしまいました。私もピアノを習っていたのですごく憧れました。」
「私たちが歌いやすく演奏してくださってとても楽しく歌うことができました。」
「休憩の時に、ビンクスの酒を弾いていて、すぐに弾けてすごかったです!」(ワンピースが好きなお子さんが、中丸さんにリクエストしたところ、YouTubeで初めて聴き、それを弾いてくれました!)
■大人たちも目一杯楽しむ!
今回、和みルームの先生、サイボウズメンバーも一緒に参加し歌いました。
私自身も、久しぶりに歌を歌い、はじめは全然声が出なかったのに、終わる頃にはだいぶ声が出るようになりました。
こんなに歌を噛み締めながら、長い時間歌う機会はないので、とても貴重でしたし、歌う楽しさを思い出すことができ、楽しかったです!
先生も楽しんでいただけたようです。
■大西さんにとっても世界を広げる経験に
大西さんは、大人に教えることはあっても、子どもに教える機会はない、と終わった後に教えてくれました。
子どもたちの反応の良さ、どんどん吸収して上手くなっていく様子に、子どもの持つ力の凄さを感じた、と言っていました。
大西さんにとっても、世界を広げる良い機会になったようで、私たちもとても嬉しいです。
■最後に
こうやって、心の中にある「やりたい」から人に繋がり、そこから新しい世界が開くんだなと感じます。
この体験が、今回関わってくれた全ての人、和みルームのメンバー、先生たち、サイボウズメンバー、大西さん、中丸さんの中で、
今すぐではなくても、何かにつながるんだなと思うと、ワクワクします。
こういう機会を、これからも作っていきたいと思っています!
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