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医学生、エンジニアのインターンをします。

「させていただきます」と言った方が圧倒的に正しいんですが語感の良さをとりました。深夜テンションでお送りします。

こんにちは、Cyrus (@cyrus_twi) です。
医学部に通う大学生です。プロのカメラマンもしています。

表題の通りですが、本日2021/07/01より1ヶ月間、株式会社BeatFit さんで「医学生エンジニアインターン」をさせていただきます。

医学生エンジニアインターン???

「え、どういうこと?」と言われそうですが、きっかけはこちらのツイートでした。

お世話になる BeatFit さんでCTO(Chief Technical Officer、ようするにプログラムとかの技術面のすごい人)をされている、内科医でエンジニアの飯塚浩也さんのツイート。

Cyrusは現役の医学生です。そしてまだまだ初心者の域を抜けきれていませんが去年くらいからプログラミングを初めました。とりあえず参加資格だけは満たしていました。

プログラミングをちゃんと始めるきっかけになったときのツイート。
なんかえらそうに「マイドリーム、メディカルテクノロジー」とか言ってますね。

自然の寵児我なるぞ

少し自己紹介がてら過去を振り返ります。
通っていた小中高がちょっと特殊な教育環境だったので、根本的な思考回路というか意思決定プロセスが他の人とちょっとずれているような自覚が今ではあります。同級生とか先輩後輩とか見てるとバケモンばっかりなんですが、なんというか(良く言えば)チャレンジ精神を持っているのが当たり前といった環境でした。当時はそれが普通だった。うーん。
とはいっても当時の僕はそのチャレンジ精神のベクトルを見事に思春期真っ盛りの男子高校生な方向に向けてしまい、ラーメン屋で稼いだバイト代をギター機材に全部つぎ込んだりニコ厨してたりといった感じでした。
他にも色々とある自然の寵児スピリットのせいで今では周りの人を無意識に振り回しまくってる気がします。ホントゴメンナサイ。

そんな高校生活を送っていたせいで医学部なんぞ合格するわけもなく駿台予備校にめでたく入学。

1浪目には昔通っていた空手の道場に通い直し飛び級で初段をいただき、

無事医学部に入学したと思ったら最初の奨学金の半分以上を一眼レフカメラにつぎ込み、

2年生の4月からプロのカメラマンとして活動開始、

4年生ではコロナが襲いかかり授業がほぼ無くなったのも重なり、新規のカメラ教室事業に精を出し、

アイアンマンのトニー・スタークに憧れ「俺もJARVISを作る!!!」とか厨二病フルスロットルでプログラミングを始め、

浪人時代から付き合っていた彼女と学生結婚をしました。

今振り返ると無茶苦茶ですね。
自分の意志で自由にやらせてくれた両親に感謝です…

そこで先程のツイートが目に留まる

趣味で始めたプログラミングでしたが、自分の大学ではご自身でコードを書いて研究をされているような先生もおらず、後述する 医療 ✕ IT の領域に住んでいる人もTwitterでしか見かけずといった状況で、正直行き詰まっていました。もっともっと学びたいのですが、成長できる環境探しに困っていました。そんな矢先、フォローしていた飯塚先生の医学生エンジニアインターンのツイートが流れてきました。秒でDMを送りました。

補足ですが、医学部生にとっては基本的にインターンという概念がありません(アルバイトはみんな結構やってますが)。
1年生〜4年生前半の期間は座学中心に学び、
4年生後半〜6年生の最初で病院実習(←イマココ)、
それ以降は基本的に卒業試験 & 国家試験の勉強と、就職先探し(マッチングといいます、一般的な就活ほどしんどくはありません)。
この流れで6年間が終わってしまいます。自分から外に出ないと医学部界隈という超絶閉鎖空間の中だけで学生生活が終わります。

なので「医学生インターンを募集します」というだけで、それは十分に貴重な機会なんです。平日に休みとか基本ないので…。

加えて、
医学生で、エンジニアの、インターンをさせていただける
という機会は前例を聞いたことがないレベルでないんです。
(リアルに前例がないかもしれません)

医学部5年生の今、考えていること

幼い頃からの夢である医学を太い幹とし、
先入観や偏見なく自由な分野を枝葉とし、
死ぬ前に何らかの形でミレニアル世代からの果実を実らせ、
あんまり苦しまずに枯れていきたい。
あわよくば妻より先に。さみしいの嫌なので。

幼い頃からパソコンや携帯電話で遊んできて、デジタルネイチャーに住むデジタルネイティブからすると、医療現場ってITの力でもっともっと良くすることができるんです。
それも「エーアイ」とかじゃなくて、既に確立されている手法で。
(もちろんAI領域もすごく興味があります。今のところ将来研究するならこの分野がいい。)

病院実習が始まり半年以上経った今、現場を見ていて、内心頭の中にははてなマークだらけです。人間の労働は人間であるが故に成せる仕事に割かれるべきであり、人間がやらなくていいことを人間がやらないで済むようにする力がテクノロジーにはあると考えています。

医療はITの力でもっと良くできる。
このまま卒業すれば医療に関しては専門家になる。
でもこのまま「興味があります!」程度じゃITの専門家とお話ができんのです。
共通言語がないし、共通の culture がないと話にならんのです。
医療分野とIT分野の共通領域で生きていかないと、そもそも夢物語で終わってしまうのです。

そんなこんなで自分はひとまず医療 ✕ ITの領域で生きていきたいと思っています。

だからこそ、この座学期間と比べたらクソ忙しい病院実習期間のうちだとしても、今、学びたい。医者になってからではできなくなることがきっとある。もっともっと忙しくなるし、家庭も支えていかなくてはいけないから。
若さを武器に。

最後に

ということで、1ヶ月という短い期間ですが、ITの現場を実体験させていただいてきます。この1ヶ月でめちゃくちゃ吸収してきます。
もちろん大前提として大学の病院実習もきちんとこなします。

今回のnoteは医学生エンジニアインターン募集のツイートをしてくださった飯塚先生のnoteへのお返事の意味合いも兼ねて。
お世話になります、よろしくお願いいたします!!!

無事インターン期間を終えたらそのときにまたnoteを書こうと思います。

いつでもどこでも寝られる超絶オフトゥン大好きマンなのでいい加減そろそろ寝ます。おやすみなさい。

2021. 07. 01 
0時ちょっと過ぎ
Cyrus

P.S.
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