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プライベートも仕事も勉強も。用途にとらわれないフリーなデスク。

こんにちは、Cyrus(@cyrus_twi)です。
普段は医学部で大学生をしていたり、フリーランスのカメラマンとして写真を撮ったりしています。

年末年始に自宅のデスクを整えたんですが、

「何をつかってるのかとか設置方法とかをnoteにまとめてほしい」という声をいただいたので、つらつらまとめていきたいと思います。


■デスクをデザインする上でのコンセプト


"スタバの空間を自宅につくる"

です。
スタバではコーヒーは頼まずフラペチーノばかり頼んでいる自分ですが、なぜかあの空間では作業が捗る。あの空間をなんとか自宅に再現できないかと思ったのがきっかけです。
そこでまず、なぜスタバの空間は作業が捗るのか自分なりに分析した上で、先にHow toを決めてしまってから少しずつ物等を揃えていきました。

○机の上は何もない空間である
スタバで作業をする場合、PCやタブレット、書類などはバッグに入れて持っていき、席についてから何もないただ平らな空間に自分だけの作業スペースを創り上げていく。
自分のデスクの用途は勉強とPC作業がメインなんですが、普通大学生のデスクといえば、奥の方に教科書を並べて立てちゃったり、充電器やアダプターをぶんなげて放置したりとかしがち。
このデスクという平らな空間からはなるべく物を排除し、どんな顧客が来ても機能する「何にでも使える空間」にすべきだと考えました。

○アダプター等の常設
「机の上から物をなくす」というコンセプトに背反してしまうのですが、なるべくコンセントを使うアダプター類の抜き差しを減らしたい。かといって机の上に充電器等は剥き出しで置いておきたくない。
この二律背反をなんとか共存させたいと考えました。

○MacBook Proをクラムシェルモードで使いたい
使用しているPCはMacBook Pro 13inch。毎日大学に持っていくため、小さめのサイズをチョイスしましたが、やっぱり画面サイズは少しだけ物足りないです。
MacBookは閉じた状態でモニターに接続し、デスクトップのように使うクラムシェルモードで使えるようにしました。
接続形態としては、
MacBook
↓ (映像・音声)
モニター
↓ (音声)
スピーカー
といった形です。

○カラーの統一
デスクが黒なので、デスクに常駐する電子機器類はなるべく黒系統で揃えました。

○コストパフォーマンス重視
自分自身が学生で金銭的な余裕はありませんでした。とはいえ安物買いの銭失いにはなりたくないため、しっかりとコスパを意識したモノの選択をしていきました。


■全体像

ざっと目立つモノに関しては写真に文字で書き込んだので、こちらを見ていただければと思います。

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■各モノの紹介


○デスク
※おそらく廃盤
ニトリで買った木製の黒いL字型のデスク。
中学生〜高校生くらいのときに買ったものをずっと使っています。
当時はあまり考えずなんとなくかっこいいと思って買ったんですが、今改めて考えると正解でした。上の写真で右手前(『L』でいう短い棒の部分)をフリースペースとして使いやすく、色々と重宝しています。
以下で紹介するモノの写真の白背景のものは、全てこのフリースペースで撮影しています。


○デスクライト

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TaoTronics TT-DL16
・LED
・明るさ(6段階)
・色温度(5段階)
・明るさ×色温度のメモリー機能
・60分オフタイマー
・常夜灯
が揃って¥7,000以下。

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さらに左サイドには5V/2AのUSB給電ポート。
普段はベッドでスマホをいじる用にLightningケーブルを挿しています。


○スマホ・Apple Watch 充電スタンド

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Oittm S001-BK
純正LightningケーブルとApple Watchの充電ケーブルを箱の中にはめ込んで使う形式。
スマホが充電されながら自立してくれるので、何か通知が来たときも見やすいのがお気に入りポイント。

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背面にUSB給電ポート×3がついています。
ここからは
・USB typeCケーブル
・USB microBケーブル
・Echo Inputへの電源供給
をとっています(後述)。


○MacBook・iPadスタンド

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OBENRI Vertical Laptop Double Stand
ただの切れ込みが入った重い金属の塊。
PCやタブレットを置く部分の幅はそれぞれ調節できますが、初期値の最狭幅で問題ないのでそのまま使っています。


○ケーブル類・コンセント

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デスクの角の側面にケーブルホルダーを貼り付けています。
ここに
・HDMI (MacBook→モニター)
・MacBook 充電ケーブル (純正アダプター60W)
・USB typeC
・USB microB
・iPad Pro 充電ケーブル (純正アダプター18W)
を固定してあります。
頭を引っ掛けてあるだけなので、上に引っ張ればケーブルに余裕がある分は伸びます。

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家に帰ってきたらMacBookはスタンドに立てて、充電ケーブルとHDMIケーブルを挿してます。
また、ケーブルホルダーの手前にコンセントが2口。元々デスクに備え付けのものです。
一眼レフやコンデジのバッテリー充電、コーヒーを淹れるときの電気ケトルなど、たまにしか使わないものは使うときだけここから電源をとります。


○モニター

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LG 34WL750-B
LGのウルトラワイドモニター。
34インチ(3440×1440)です。アスペクト比としては21:9。

モニター購入にあたり4Kのものとかなり迷いましたが、
"何か資料を見ながらpagesで記述する"
といった作業をする時間が大学の勉強上かなり多いので、マルチウィンドウタスクがしやすいウルトラワイドにしました。
とにかく作業効率重視でチョイスしましたが、結果的に正解。
マルチウィンドウはもちろんのこと、Netflixなどで映画をみるときも、上下の帯がなく鑑賞できます。

背面にHDMI入力が2つあるので、
・MacBook
・PS4
を接続してあります(モニター側で切り替え可)。
スピーカー内蔵モデルではないので、3.5mmステレオジャックからスピーカーへ出力しています。


○モニターアーム

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※画像はAmazon.co.jpより

HUANUO HNC
ガススプリング式のモニターアーム。
・前後左右
・画面傾き
・画面回転
など、モニターを360°自由に移動可能。
流石に自分はウルトラワイドなので縦置きにはしませんが、コーディングをしたり、X線画像の読影なんかのときには役立ちそうです。
VESAマウント対応。
エルゴトロン製のものとも迷いましたが、コスパ重視でこちらを選択。
不自由なく使えています。
使っていて感じるモニタアーム最大のメリットは、モニターを動かせることではなく、"モニターの下のスペースが空く"こと。
通常の付属スタンドを使っていると、どうしてもスタンドの土台部分にスペースをとられ、その部分には他のものを置いたりできません。モニターアームはアームのクランプ部分しか面積を占有しないので、デスクの限られた面積をかなり有効に使えます。


○スピーカー

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BOSE Companion 2 Series II
これも高校生のときに買ったモノ。ラーメン屋のバイト代をためて買った思い出があります。
普通に音も悪くないのでそのまま使っています。
音声信号はモニターからケーブルで入力。
MacBookもPS4もどちらもモニターを介しているので、モニター側の入力切替えに依存して音声も切替わります。


○キーボード

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Apple Magic Keyboard SpaceGray
テンキー付き、JIS配列。
MacBookをクラムシェルモードで使用するためのもの。
MacBook単体で使用しているとき打感からあまり乖離させたくなかったので、純正をチョイスしました。Bluetooth接続が安定していて楽なのも決めての1つ。
以前かのHHKBを使っていましたが、キー配置にどうも馴染めず買い替えてしまいました。


○トラックパッド

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Apple Magic Trackpad 2 SpaceGray
こちらも純正。
MacBook側でBetterTouchTool(BTT)を使っていくつかジェスチャーをカスタマイズしていることもあり、それらをそのまま使えるようトラックパッドにしました。
ただカーソル移動に関してはやはりマウスの方が楽なので、実はLogicoolの安いBluetooth接続のものも併用しています。模索中。


○Amazon Echo Input と フロアスピーカー
父親の友人のおっちゃんにもらったかなり古いタワー型のスピーカーに、Echo Inputをつなげています。
PC用スピーカーも別にあるんですが、PCやPS4の音声系統とEchoの音声系統を分けたかったのが主な要因。
また、こちらのフロアスピーカーの方が音が好みなのも理由の1つです。
BGMを流す際はスマホかPCでSpotifyを起動、Wi-Fi経由で出力をEchoに設定することで、フロアスピーカーから音楽が流れる仕組みにしてあります。
映画を観る際、Bluetoothで音声だけこちらに飛ばすとレイテンシが気になって観れたもんじゃないんですが、しっかりとしたウーハーもあるのでレイテンシ調節のソフトとかがないか調べていこうかと思います。

みんな大好きmonographの堀口さんの動画ですが、こちらのMagicCubeもEchoとつなげてあります。
部屋のシーリングライトとエアコンは全部音声かスマホで操作。元々のリモコンは押入れの奥深くに眠っています。


○コーヒーグッズたち
・豆
・手挽きのミル (HARIO MSS-1TB)
・ケトル (月兎印)
・ドリッパー (Kalita ウェーブ 155)
・フィルター (紙)
・ビーカー (HARIO 300mL)
あたりが置いてあります。
気が向いたときにコーヒーを淹れるモノたち。
使用頻度はあまり高くありませんが、見た目が可愛いので飾ってあります。


■コンセントたちとPS4

机の上のフリースペースをなるべく確保すべく、電源類とPS4本体という、作業自体には全くもって不要の輩はすべてデスクの裏(下)においやりました。

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見えないとこは汚くたっていいんだよ。

電気系の学部の友人に見られたら怒られそうな配線ですね。

コの字型やL字型のフックをデスク裏(下)にネジ止めし、金網を固定してそこに電源タップやPS4を乗っけたり固定したりしています。金具や金網は100均(セリアで買いました)とかホームセンターとかで売ってます。
コントローラーは金網に引っ掛けたカゴに入れてあります。

デスクの上のスペースを広くとることができるのが最大のメリットですが、
配線等が足元の床に散らばらないのもポイントです。
ホコリがたまりにくいですし、我が家の愛犬がたまにゲロったりしても安心です。


■改善点

①MacBook→モニターのHDMI接続が途切れる
ちょっとした振動(椅子に座ったり)でなぜか画面がブラックアウトします(なぜかマウスカーソルと音声信号は無事)。ケーブルを挿し直すと復活する。
挙動が意味不明なので原因もわからず。どなたか詳しい方がいらっしゃったら教えていただけますと泣いて喜びます…(この記事書いてるとき10回以上そうなってマジでキレかけた)

②配線等のまとめ
見える部分の配線はすっきりさせてありますが、見えないところではケーブルがかなりぷらぷらしています。
結束バンドでもホルダーでもなんでもいいので、もうちょいすっきりさせてあげたいところです。


以上、自室のデスクまわりの紹介でした。
このデスクを組み上げてから、作業効率は格段に良くなりました。
人それぞれ用途やライフスタイルも違うと思うので、何か1つでもご自身のデスク構築のヒントになれば幸いです。
何か質問等あれば、コメントやTwitterにリプをいただければと思います。


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※2020.3.1 追記

THE GUILD の Go Andoさんにこちらのnoteをご紹介いただきました。
ありがとうございます!


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